エピソード404
前回の歯磨き粉に続いて、今回は石けんです。
スリランカのお土産として、石けんがガイドブックに取り上げられていることもあって、アルピコスーパーでKHOMBA石けんを大量に買われている観光客の方をたまに見かけます。
KHOMBA はシンハラ語でニームのこと。
ニームは虫除けに使われ、石けんでは保湿効果、抗菌効果があるとされています。
スリランカのスーパーの石鹸の棚には、KHOMBAだけではなく、アーユルヴェーダのハーブを使った石けんがいろいろ並んでいます。
サンダルウッド、シナモン、ターメリック…
それらと一緒に馴染みのないVenivel ヴェニベルというハーブの石けんが多いことに気付きます。
ということで、今回は
シッダレパ Wenivelgata Scrubbing Soap
を取り上げます。多くの会社がVenivel の石けんを作っていますが、どうせならアーユルヴェーダで有名なシッダレパの商品がいいでしょ。
150ルピー。他社のものより高いですが、それでも100円しないです。
箱の裏に
「健康的で魅力的な柔らかい肌に」
「シワ、乾燥、ざらざらしたお肌の解消」
と言った言葉が書かれています。
ほのかなハーブの香りがして体の脂っぽさをスッキリと洗い上げます。南国生活や汗かきの人にぴったりだと思います。
それでいて、脂を取りすぎるわけではありません。とても小さいWenivelの粒が入っていてスクラブ効果があります。
顔を洗ってもつっぱりませんでした。
シンハラ語でWenivel、Venivelと言われるハーブを調べてみましたが、日本語で解説された記事がほとんどありません。
学名 coscinium fenestratum
英語 False Calumba
アーユルヴェーダでは、破傷風、潰瘍、傷、痛み、風邪、お肌のトラブルの治療に使われたり、
医学的に抗炎症の特性があるとされているそうです。
Turmeric Tree と書かれた記事もありました。
ターメリックは抗酸化作用、抗炎症作用でも知られていて、美容クリームに使われています。
ターメリックとVenivel、Wenivelgataとの違いがはっきりとはわかりませんでしたが、お肌に良いことは間違いなさそうです。
4ever skin naturalsという会社からは、Venivel Whitening Facewashという商品も出ています。
参考まで
以前私が記事にした
