約半年間
一緒に住んでいた同居人Rが
遠く離れた実家に帰ることになった
もともと帰る日は決めていて
その日は空港までお見送りがてら
楽しい時間を一緒に過ごすはずだった
父の訃報連絡があったのは
その前日の早朝
お父さんももちろん大事
すぐに駆けつけて
お別れのその時までそばに居たいと思う
だけど
タイミング悪すぎない?
Rと一緒に居られる時間も限られていたのに
次いつ会えるかわからないのに
空港デート楽しみにしてのに
なんで今なんだよぉ…
ちょっとだけ
父を恨んだ
モヤモヤした気持ちのまま実家に帰って
これからの予定を確認して
すると
納棺・葬儀まで
少し
日が空く
その日
実家に居なくても良いのでは?
恐る恐る母に確認
渋々だったけど外出を許してもらった
モヤモヤは完全に晴れたわけではないけれど
空港での時間を一緒に過ごして
ちゃんとバイバイすることが出来た
その足で実家にトンボ帰りして
なんだかんだ実家ではやる事いっぱいあって
父との思い出に浸りつつも
自分が居るうちに
家族のサポート出来るところはしようと
遺された者がやるべき事を調べたり
とかしてる中、ふと
そういえば一人になる時間ってないな
このタイミングで父が旅立って
実家に居る、ってならなかったら
同居人が居なくなった部屋で
あの日を境にひとりになってたんだな
もしかしたら
そっちの方が耐えられなかったのかも
同居人と2人で過ごしていた日々から
同居人と離れて家族と過ごす時間を経て
同居人の要素が薄くなった状態で
ひとりの部屋に戻る
その為の時間を
父が作ってくれてたのかもしれない
私が急に寂しくならないように
良きに計らってくれてたのかも
最期まで
さりげなく優しいんだから☺️

