29才でクローン病と診断され、同じ病気を患っている人と接する機会も多々ありました。
そのなかで感じるのは
『やっぱ、クローン病は人それぞれ症状が違うな。』
ということでした。
固形物が満足に食べられない。と言う点は共通していますが、その固形物も人それぞれ大丈夫なものとダメなものが違う。
症状も、下痢が止まらない人。炎症反応が高くて何をやっても下がらない人。狭窄がすぐにできてしまう人。手術を繰り返す人。などなど、人それぞれですね。

私は手術をするまでは腹痛と狭窄に悩まされました。
炎症反応はさほど高くなく、下痢もそんなにはしませんでした。
狭窄ができまくっていたので、食べたものが詰まりながらゆっくり移動していたので下痢しなかったのかもしれませんね。
手術してからは下痢とオナラに悩まされています。

ただ、人それぞれと言っても、症状がひどくなる人はやっぱり食事が正せなかったり、生活が正せない人が多いと感じています。
あげくの果てに薬が効かなくなって…
そうなると、もう見てられません。

そうなる前に、できるだけ早く自分に合う食べ物を見つけだし、生活を正し、ストレス源から遠ざかることが必要だと思います。

自分はクローン病なんだから、人とは違うんだと言う割りきりも必要かもしれませんね。

ほんとクローン病は人それぞれなので、治療法もどれが良い、悪いと一概に言えないところも困ったものですね。
早く、病気のメカニズムが解明されて、治療法が確立されるといいと思います。