草木は自然が一番

と言って
姫様の特等席から見える庭は
のびのびと伸び放題だった


数年前 割りばし程だった柿の新芽も
ベランダを超える高さになって
隣の我が家に光が入らない状態に



姫様が生きていた時は
ベッドから柿の木がよく見えて
今年はたくさん柿がなってる

って喜んでた 

でも食べることなく
逝ってしまった



寂しさを感じながら
我が家の光を取り戻すべく
巨大化した柿の木を
思いきって伐採してみた
バツバツと迷いなく
ノコギリで伐採している窓越しの
遺影の姫様は
相変わらず笑っていたけど
きっと
やめてよ~

って怒ってただろうなっ
ごめんね 

採った柿の実お供えしたから
許してくれてるかな


