ちょくちょくコメントを頂いていたのに放置プレイ状態だったので旅行記を一日分追記しました。
文章が長くて読む気がしないという方は、以下のアルバムのスライドショーをどうぞ。

http://photo.ameba.jp/user/buchi-tk/07950a045a21352ot42m0o/show/

来月になってUL容量を増やしてもらってから、こちらでも更新します。。

"Fotologue - Age series"

ちなみに追記したエントリーはこちらです。

"Hatta, United Arab Emirates"
あけましておめでとうございます。
昨年はサッカーネタメインで逃げの感もありましたが、今年はもうちょっとネタを掘り起こしてエントリーを書きたいなぁと思っています。別にサッカーネタとの決別という意味では決してありませんし、ありえません。

昨年末は一生で一発の親孝行を兼ねて母親とドバイへ年越しツアーをやってまいりました。
そのため年賀状が遅かったり、やたらレスが悪い等あったかと思いますが、ご容赦ください。

ということで今年もよろしくお願いします。
このブログも2009年11月3日で終わりますが、それまでに僕自身が何をできるのかは密かに楽しみにしているのもあったりします。

(追伸)
ドバイというかUAE旅行記はこのエントリー後に日付は遡って書いていきます。。
もしダイジェストで写真等に興味がある場合、Fotologueへ行っていただければ早いです。
どーせ文章も長いでしょうし・・・。
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旅行に際して、僕は特に日本を出るときまでな~んにも決めずに現地に乗り込んでしまうタイプなので今回は一緒に行った母親にソフトの部分をほぼ丸投げ・・・でも、何をするのかのネタが出てくるからありがたいもんです。

2日目は、ドバイ市内から車で1時間ちょっとかっ飛ばしたところにある村・・・ハッタというところへ。
ここは昔からのオアシスが少しだけ遺跡チックに残っていて、ドバイの近代からの喧騒から逃げてくるには程よいド田舎でした。たぶん今のドバイで個人旅行のスタイルで観光するなら、ホテルのコンシェルジェを通じて、ローカルの旅行会社にツアーを依頼して、4WDで何組かの旅行者を拾って案内と・・・。今回、ラッキーだったのはそのハッタへ行くのが僕と母のみだったので、まぁ時間制限があるとは言え、やりたい放題だったと。

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ということで、行ってきたのは3箇所・・・まず朝9時くらいに出て車をかっ飛ばして上の地図でいうと(J)から(C)へ向かうイメージで・・・。着いたのは、"Hatta Heritage Village"という遺跡へ。車をUAEからオマーンへ向けていくとゴツゴツした山並みと岩と砂漠・・・たまにガソリンスタンドとその周辺に明らかに商売っ気のないお店たちという感じで、裏とオモテを見たような気分に。。

そして遺跡へ到着するも、ちょっとした驚きだったのが、遺跡なら大抵博物館にして入場する人からオカネを取ってメンテナンスやそこに掛かる費用をカバーしようという発想があって然るべきなのに・・・タダ。タダの博物館というと大抵中身がたいしたことがないなんて先入観を持ってしまうところではあるけど、僕のような今までの人生でイスラムやらアラブとはまーったく接触のない人にしてみたら新鮮以外何物でもないと。。例を出していくとキリがないけれども、右から左へ横に読んでいく文字もそう。。ということで以下は写真をば。。



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とりあえず↑の三枚についてのポイントは、"一体どないして読むんじゃ?"というところ。
日本語も世界で見たら不思議な言語なんだろうけど・・・右から左へ流れる上に、上から下へ書くと。。ただこちらのアラビア語も、右から左へ流れて、しかも横へ。そしてつながっていてどこで文字が切れるだか素人には決してわかりそうもない感じ。。

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こちらは遺跡の展示で・・・イスラム圏の学校といういう趣旨の展示(だったはず)。。ここでも若干の驚きだったのは明らかに見物客に写真撮影させることを目的に展示が作られている・・・。ここではコーランを学ぶイスラム圏の学生さん(もちろん蝋人形ですから~)と一緒に僕も混じった恰好になっているけれども、一緒にいた27日限定の専属ドライバーから"お前、写真撮るから、そこに入れ"的な指示も受けたわけで。。

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上の写真は、こちらのアラブ圏独特のパームの木から取れるデイツというフルーツ。プルーンみたいで鉄分大目というのを聞いていたり。アラブ圏のサプリって感じ??
下の写真は、このVillageの全体が見えるような写真と・・・。

※休みをいいことに、クソ長いです。
※時間のない方は、こちらの"Fotologue"をどうぞ。。

えーといきなりでしたが、一生で一発の親孝行目的で母親とドバイへ遠征してきます。
2008年・・・仕事はほどほどに路線の集大成と言ってしまったらその通りですが、パラサイトの身分に、たまに罪悪感を覚えたり、将来的に心温まるサポートが必要(?)だったり・・・とにかく親孝行目的で行くことにしました。個人的にはまだ未踏のアフリカ・・・モロッコ、チュニジア、エジプト辺りがよかったりしましたが、主賓が"ドバイ"ということだったので決まりました。昨今の新聞でドバイのバブルも弾け・・・たようなニュアンスの記事もあったのでどんな街なのかの興味もあったので楽しみにしてました。

Age 29...-12252008-001ということでもはや旅行フリー久な方にはお約束の羽田発関空経由エミレーツ航空で飛びました。まぁまずはお約束の機内食から・・・。味はいたって普通でした。エミレーツ航空の場合、アメニティやらフライト中のエンタテインメントが有名どころだし、さほど機内食へ期待はしておりませんで。。ただこれがエコノミーでなくビジネスやファーストで行った日には大いに変わりますが。




Age 29...-12252008-002名高い個人エンタテイメントサービスを一応記念に・・・殆ど映画を見ていましたが、日本就航便だったせいか、マジックアワーもクロサギも相棒も見られてしまう。DVDも買って既に見ているのに、The Dark Knightをまたも観てしまいました。ちなみにルートとしてユーラシア大陸の東側の奥地を飛んでいく感じでしょうか・・・。気象も安定していたので激しく揺れることもなく平和に到着と・・・ただ11.5~12時間のフライトなのでイメージよりは長く感じるかもしれません。


Age 29...-12252008-003ということでドバイへ到着。関空を夜11時過ぎに出るフライトでドバイ着が遅延して、朝6時半と。いつも通りフライト中は落ち着いて寝られない人なので、ここからドバイ観光やら始まるのはしんどいなぁとも思っていたけど、オールするときの谷間は乗り越えていたのでどうにかなっちゃったと。ドバイ自体エリアが二つに分かれていて、ビーチや容赦ない高層建築がたくさんあるバブっているイメージのあるジュメイラ地区と昔からある雰囲気と庶民的な雰囲気が混じった感じのデイラ地区と。今回は後者のデイラ地区にあるホテルを拠点にしました。空港に立った印象・・・とにかくデカいです。一昨年バンコクのスワンナプームも大きいなぁとは思っていましたがそれ以上に大きい・・・。しかも、大きいサイズであることに価値を見出しているかのようなつくりで、迷子になる可能性も大いにありそうな印象でした。入国審査はいたってシンプルで、アラブ人独特の恰好をしてくださっている方々にスタンプを押されるだけ。母親は、「こんにちは!!」と言われたのに、「おはようございます!!」と返す始末・・・まぁ学校の国語の先生だから。しかも列を作って待っていても割り込むわ、と未体験のアラブの世界の洗礼を軽く浴びてました。

Age 29...-12252008-004というのを経てまずは荷物が動くには邪魔なのでホテルへ・・・。日本だと12月25日が過ぎれば綺麗さっぱりクリスマスムードはなくなるのですが、まだいらっしゃるのがサンタクロース(後日談として、よく考えていたら12月31日の午前中までホテルのレセプションにいらっしゃいました)。。ホテルに着いたのが朝7時くらいだったけど、チェックインをOKしてくれる素敵なホテルでよかったなぁと痛感。これは個人的な意見ですが、ホテルのグレードは高めのものを選ぶのが正解かなぁと旅行していて思いました。今日日、イロイロなインターネットサイトでも四つ星や五つ星でも恐ろしく安い価格のものもあるでしょうし、この街で宿泊費をケチると安いホテルで設備等のもろもろのサービスが価格に合わないなんてことも大いにある得ると思いました。しかもそれなりのグレードのホテルであれば、地理がイマイチというときに道路標識と一緒に矢印と名前が一緒に出ているので助かるでしょうし。





Age 29...-12252008-008Age 29...-12252008-007Age 29...-12252008-006Age 29...-12252008-005とりあえず初日ではあるものの、大雑把に7日間でどうやって過ごすかは決めていたものの具体的に中身なしの状態だったので・・・いつも一人旅だったら無問題でしょうが、誰かと一緒になるとまずかろうということで、現地の旅行会社を経由して、午後4時出発の"砂漠ツアー+ベリーダンス鑑賞ツアー(夕食つき)"を申し込むことに。夕日と砂漠、夜にバーベキューとベリーダンスの組み合わせでよかろうということで。出発するまでに時間が4時間くらいあったので試しにデイラ地区を歩いてみました。まずはデイラ地区の中心街に差し掛かるところに地下鉄の工事現場を発見と。まぁクリスマスだからなのかクレーンは動いておらず。。さらに歩いていくと、建てているのか壊しているのか全く見当がつかないアパートらしきものを発見。。さらに進むとモスクを発見、ここからはいきなり大音量でコーランが聞こえてきたのでちょっと一安心。さらに進むと時計付きモニュメントと。綺麗ですな、これ。ということで実はバブル崩壊は微妙にあるのかとふと思ってみたりしました。



Age 29...-12252008-010Age 29...-12252008-009そして昼食後に部屋へ戻ってツアーまでゆるゆるしていたら、電話・・・「今日のツアーは、4時出発でロビーに3時半集合だったのが、3時出発で2時半集合ね」と。なんてテキトーな(驚)!!海外だから、遅刻はあり得る・・・日本のpuncutualityは最初から期待していない僕だったけど、前倒しにはびっくりさせられました。部屋に戻っていなかったらどうなっていたことやら。オカネは払ったけど置いていかれるか、電話どおりに2時半に来た人が僕らを待ってくれるのか・・・う~む。ということでドバイ市内から4WDで1時間弱車を走らせたら砂漠着と。きっと会社ことに走るエリア(縄張り??)がきっとあるんだろうなぁと。あと、4WD一台で走るのは危険だということで6台ぐらいのグループで砂漠を暴走してきました。


Age 29...-12252008-012Age 29...-12252008-013Age 29...-12252008-014Age 29...-12252008-011Age 29...-12252008-015絶叫マシーンは割とこなしている僕にはまぁほどほどだった暴走も40分くらいで終わってベリーダンス+バーベキューの会場へ・・・。まぁここでもアラブ圏のテキトーさにヤラれました。夕方になりつつあって母親とらくだに乗ったり現地人化したり楽しんでいたのですが、一向にバーベキューも出なけりゃ、やたらベリーダンスに合う音楽は流れるもののベリーダンスが始まる気配すらないと。ただここは砂漠のど真ん中・・・キレて帰ると言うカードなぞもちろん無理。結果として食事に2時間待ち、ダンスに2.5時間待ちました。・・・orz一緒にいたフィンランド人夫妻がキレずにおとなしく話していたのが寛大だなぁって思ってました。あとは会場へ他の会社経由でツアーを申し込んだ人もわんさわんさと来ていて、ダンスがよく見えるように最前列の席を確保していたら、インド人家族が「俺たちは8人家族なんだ。お前ら2人で8人テーブルを占領しないでどいてくれないか!?」・・・さすがに言いましたよ、"NO! Why!?"と、日本人ですけど。で、ベリーダンスのショーも30分弱で終わってしまい、冬の砂漠・・・気温がたぶん10℃下回るくらいだったから最後は観客席にいた多数の方もステージにのってしまって踊り狂う収拾つきません的事態と。
で、帰り道・・・一緒に砂漠を暴走していた4WDが砂漠で轍にハマってさぁ大変と。ドライバーは何も言わずに救助活動へここでも30分ほど。。最初ホテルには10時に戻れるとか言っていたのに、着いたら12時前。こっちは昨晩から殆ど寝てないの~と。旅行会社の担当に吼えたくなる初日がこれで終了と。。
Age 29...-12282008-001Blogにエントリーを残すのもだいぶブランクがあるのを自覚しながらも、やっぱり一度書くのが面倒になると果てしなく面倒になるのが自然なんだろうなぁと思っていたら、もう年末・・・。とりあえず先行予約で見たい試合・・・フツーのミーハーなファンと変わらずManchester Unitedの試合を見られればと思ってぴあの先行予約で一発で取れたので観戦と。
今年はある程度確信犯で、"まじめに仕事しません"路線を走ってきてここまで来たかという感じで、18日の準決勝(ガンバ大阪vsマンチェスターU)から観戦と(会社・・・言うまでもなく午後半休を頂いて)。下馬評通りの結果と生放送のゲストで来ていた中田英寿のキビチィ一言(曰く、「準決勝のマンUは60%ぐらいの出来」)も妥当と言えば妥当だったけど、ゴール数の多い試合で魅せる試合だったのかなぁなんて。ただ、時差やらその他慣れない環境ではあったにも関わらず、ロナウド、ルーニー、テベス辺りの走るスピードも量も、ロナウドの足元のテクニック、ルーニーの一人で何でもやっちゃうもん的な得点シーンにしても、日頃Jリーグで目にかかれないもの。。ガンバ大阪も自分達のサッカーをアウトプットして挑む姿勢は強かったと。後半ロスタイムでのMF橋本のゴールでは思わず周囲にはばからずデカい声を出してしまったり。

そしてメインの21日日曜日の3位決定戦と決勝戦と。。こちらは会社の後輩さんとその相方氏と観戦へ。2試合ともゴール数的に木曜のゲームほどなかったから・・・1試合、ってか実質後半だけで8ゴールの殆どが動く試合もいかがなものかと思ってみたりもするけど・・・まぁ3位決定戦は、個人的な感想として、スタイルが若干カブり気味(中盤でゴリゴリとプレッシャーかけてスピード勝負)で、ゴールシーンが乱発されるようなゲームにはならんだろうなぁと思っていたらその通りと。ただスタイルとしてパチューカのほうが確立されているだろうなぁなんて、売国奴的なコメントをしながらもガンバ大阪が制したのを喜んでいる人です。あと去年から気になっていたけど、パチューカのGKカレロのパフォーマンスとしてガリガリ前線に行くのはツボでした(笑)・・・フットサルじゃないのに。

去年もあったけどセレモニーでの派手な花火付きのパフォーマンスから始まった決勝戦。キトもマンチェスターUも動きが固い印象はあるものの前半から要所要所でプレミアでも拝めるスピードのあるパス回しと前線の3人(ルーニー/ロナウド/テベス)でのゴールへのアプローチも華麗なものでござんした。一方のLDUキトも回されまくる感はあるものの一発のカウンターを虎視眈々と狙うと。。後半の早い時間でビディッチが一発レッドカードで退場後は、キトのボラーニョスやマンソが撃つことも増えてきて、若干グダグダ感のあった守備陣にファン・デル・サールの大きな声がスタジアムの2階席まで響いてきたりと(デカい声を出すのが究極のコーチング!?)。。一応フツーのビルの7階くらいの高さなんだけどナ。
得点シーンも一瞬の虚を突くようなキャリック→ロナウド→ルーニーへのパス、しかも角度があまりないところを通す一閃でした。打ってみたいもんです、一回くらいは。ここからガチの打ち合い・・・を期待したかったけど、百戦錬磨の監督だから守りに入るだろうなぁと思ったらその通り。

ということで年1回の日本でのお祭りを堪能してきたけど、このきっつい環境下・・・自社の取締役のボーナスを全額カットしてでもスポンサーを続けるトヨタ自動車の懐の深さに感銘を受けながら帰宅と。来年と再来年はUAE・・・行くのは厳しいかなぁ。。


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