大阪(北摂)茨木市 初心者向け手作り石けん教室
ぶぶさぼん 講師の山崎優子です。
リクエストいただいたゆずを入れた石けん
今日12/22は冬至。
1年の中で、日照時間が最も短い日ですね。
そして以降、太陽の出ている時間が徐々に長くなっていくことから、
太陽が生まれ変わる日、転じて運気が上昇する日ともいわれるそうです。
そして柚子風呂は新しい年を迎えるための禊。
きっとこの香りが邪気を払い、病から身を守ることによって、健康を願ったのでしょう。
今ほど照明器具が充実していない時代、
早く暗くなっていた暮らしの中で、
香り高く、心が温かく気持ちが晴れやかになる柑橘類を
「太陽」にたとえた先人たちの気持ちが最近少しだけわかるような気がします。
ゆずを入れ込んだ石けんは
ジュニアソーパーさんである生徒さんからリクエストをいただきレシピを組みました。
フレッシュフルーツを石けんのオプションとして入れることは好みではないのですが、
ちょうどブラッシュアップで
・村上志緒先生の「日本のハーブ」講座でユズを学び、
・小幡有樹子先生の「教室のための教室」講座で水分の置き換えについて学び
私の中でちょうど機が熟したようです。(ゆずだけにネ(笑))
ユズは捨てるところが無いと言いますが、私はヘタは捨てますケド(笑)
部位別の成分分析、研究が進んでいるそうです。
特にアルペド(わた)は想像以上にフィトケミカルが含まれていて、
そして石けんに入れても・・・♡
毎年この時期に、酒粕スコーンとともにお作りする柚子ジャム。
今年は丁寧に茹でこぼし、風味豊かに仕上がりました。
果皮の他に、果汁はもちろんのこと、
じょうのう膜(小袋)、アルペド(わた)も入れて、キラキラしています。
まずは柚子を食べて、余ったものを石けんに活用すると思いますが、
私の場合はまず石けんに入れたい!ところから素材選びが始まり、
試作で余った柚子を食します。
順序が完全に逆ですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
でも石けんを作るようにならなければ、
柚子という食材について、人との関わり=文化を知ろうと思ったり、
部位別の効能や、産地に興味を持ったりはしなかったと思うのです。
リクエストいただいた生徒さんにも、思う存分学べる環境にも感謝ですね。