大阪(北摂)茨木市
初心者向け手作り石けん教室 ぶぶさぼん
手作り石けん&スキンケア講師の山崎優子です。
かれこれ1年以上通わせていただいている
村上志緒先生の植物講座@高槻アロマ・フランス。
先日の午前中は、日本のハーブ「モミ・ユズ・ニッケイ」の講座でした。
モミの木と言えばクリスマスツリーや、
ハイジのおじいさんの家の裏にある木を思い浮かべませんか?
でも匂いでみると心地よく森林浴のような親しみやすい香り。
なんとなく外国の北の方に生えていると思い込んでいましたが、
日本特産のモミがあり、しかもかなり南の方まで分布しているそうです。
この講座中も手についたモミの香りを何度鼻に近づけたことか・・・(笑)
実習で作ったエアスプレーは南相木村のモミの仲間、ウラジロモミを使って。
砕かずそのまま使った小枝のシルエットがなんとも言えずオシャレです。
そして自然に呼吸が深まるよい香り。
モミに限らず針葉樹の精油は枝打ち(下枝や枯れ枝をを処理すること)された
廃材を使うことが多いと思いますが、
森全体を見回して大木をまるごと切り倒すこともあるそう、
その時の様子や感じたことも先生からお話しいただきました。
と、同時に母の田舎はその昔林業だったので
祖父や叔父がチェーンソーを使って杉の木を伐採しているのを
子どもながらにちょっとおそろしいな~と思って見ていたのを思い出しました。
その頃は単に背の高いものが倒れてくるから怖く感じたと思っていたのですが、
今から思うと木の命がそこで終わったということをうすうす感じていたから?
なのかもしれません。
そう思うと自然のめぐみをいただいたら、
使って使って使い倒すのが礼儀なのかもしれませんね。
その他、ゆず、ニッケイ(いわゆるシナモン)についても学びました。
午後からは続・ハーブ製剤、テーマは入浴剤でした。
仕事柄、ある程度手作りできる入浴剤は作ってきたつもりでしたが、
そもそも入浴剤って?
それより、そもそもみんな毎日湯船に浸かる?
というところから入り、
日本は水が豊富なんだよなぁと改めてお風呂のことを考えさせられました。
そして豊富な水と共にもう1つの日本の特徴は、豊富な湯、「温泉」ですね。
今まで温泉についてはそれほど興味もなかったし、
そもそも温泉からは遠いところに暮らしてきたので、
おいしい料理と温泉に入る旅行♪くらいの間隔しかなかったのですが、
「湯治」についてもっと詳しく知りたいな~と思う講座でした。
(講座中にAmazonポチるの巻)
その他、入浴剤の作用経路や効果的な調剤例、日本の薬湯についても習いました。
お写真はバスボムがどれだけ固まりそうか確認中のものです。
座学のときは真剣ですが、お写真撮るときはキャーキャー☆
「インスタ映え」を合言葉に頑張っています(笑)
お世話係をして下さっているFさんが
わざわざ背景にラベンダーのボードまで立てて下さり!
バスボムさまさまの記念撮影です。
志緒先生、ご一緒した皆様、今回も楽しかった、ありがとうございました。
次回も楽しみ。