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「フィトケミカルズin関西2015」2日目(第3~4回)のレポです。
1日目はカタカナやハーブと戯れましたが、2日目はゆかわ先生の予告通り、
・・・「油まみれの回」でした(笑)
え?ハーブでしょ、なんで油?と思われるかもしれません。
ハーブの成分を口から取り込もうとすると、ハーブティーにして飲むのが一般的ですよね。
つまりハーブ成分のうち、主に水に溶けやすい成分を水にうつしこんで飲んでいることになります。
これと同様に、お肌にハーブの成分を取り込もうとするときには、皮膚になじみの良い油(オイル)に
主に油に溶けやすい成分を油にうつしこんで塗る、という方法があります。
つまり、ハーブの成分の分類の1つに、「水に溶けやすいもの」と「油に溶けやすいもの」が
あるということなのです。(同じハーブでも水と油とでは出てくる成分が違う、ともいえます。)
それともう1つ。
油にはハーブの油溶性の成分が溶け込む他、
油そのものにも保湿作用、皮膚軟化作用、肌荒れの改善などが期待されます。
なので、油まみれの回(笑)
実習では、マカデミアナッツオイルにトドマツのエキスを抽出した贅沢なオイルを作成しました。
抽出法は、ウルトラ抽出法。
効率よく短時間でハーブの持つ油溶性成分を抽出するテクニックです。
手順を聞いたときには簡単そうでも、実際にやってみないとわからないこと。
油って濾過しにくいんです。
そのあたりのポイント、温度、ハーブをどのタイミングで濾過するのか、
ひとつの方法にとらわれない・・・
惜しみなく教えていただきました。
また応用編ということで、先生のレインボーカラーチンキを見せていただきました。
もちろん、人口着色料無添加です(笑)
効能も大事ですが、コスメづくりには見た目も大切ですよね。
そして午後の実習では、、ここまで習ったチンキや浸出油を使って
ハーバルクリームを作りました。
あれがいいかしら、これがいいかしら、
効能、香り、色、今ぐっときたもの(笑)、選ぶ基準はそれぞれ。
同じ情報なのに、みんな作るものが違うって面白いですね。
次回4/4(土)~は、入浴剤を作ります。
他の手作り入浴剤とはちょっと違う、素敵色の入浴剤、楽しみですね。
・・・
☆番外編☆昨日の雛祭りチラシ