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マッシヴ・アタック part5 ~激動のロック史 第2弾~

激動のロック史 第2弾 マッシヴ・アタック

マッシヴ・アタック特集5回目!

1998年リリース。
3枚目のアルバム『MEZZANINE』だ。

Mezzanine
Mezzanine
posted with amazlet at 10.03.12
Massive Attack
Virgin (1998-04-13)
売り上げランキング: 4469
おすすめ度の平均: 5.0
3 オマケの星3っ~
5 最強!
5 すごく凝ってる
5 変態
5 代表作と同時に最高傑作



3D、ダディーG、マッシュルームからなるブリストルの雄、マッシヴ・アタックの『プロテクション』(1994)以来およそ4年ぶりとなるオリジナル・アルバム。前作までの流れをくみつつも、本作で際だつのは、快楽的とすら言える圧倒的なまでのダークネスと、その中で垣間見せる神々しいまでの美だ。冒頭から、体を震わせる太いベース・ラインの中、おなじみのホレス・アンディの温かい歌声が響く。<3>では、コクトー・ツインズのエリザベス・フレイザーが参加。マッシヴならではのダウン・テンポに乗せてせつなく美しいヴォーカルを披露する。本作では、ハードエッヂなギターサウンドを随所に採り入れているのも特徴。アルバムは、タイトル通り「奈落」をさまよい続け、3Dのラップとフレイザーの歌声がトラックとともに上昇していく<10>でハイライトを迎える。彼らが、ダブやソウル、ヒップ・ホップといった従来の枠組みには収まらない、ネクスト・レベルに突入したことを実感させられる傑作。
(Amazon.co.jpより)


Massive Attack - Angel


このアルバムはマッシヴ・アタックの中でも
より、ロックにシフトした作品だ。

80年代後半にイギリスで起きたダンス・ミュージックのムーブメント
「セカンド・サマー・オブ・ラブ」から、90年代に入ってからは
ストーン・ローゼズ、ハッピー・マンデーズ等の登場により
マッド・チェスターが生まれ、ロックとダンスが融合していく。

プライマル・スクリームとアンディー・ウェザオールは
『スクリーマデリカ』を作るし。

そんなこんなで、ケミカル・ブラザーズやプロディジー等が登場。
デジタル・ロックが世界を躍らせた。

そう考えると、この『メザニーン』がロックにシフトしたのは
そういた時代のサウンドを少なからず意識したんじゃないかな?

時代に沿ったアルバムを作ったのか?

いやいや、逆だろうね。
快楽や高揚感ばかりをばらまくロック。

それに対するアンチ、とゆうか
ダンス×ロックの最高の形。

「そうじゃねーだろ。俺たちは違うぜ。」つって。

しかし、この作品の方向性がマッシュルームに
脱退という選択をさせてしまったのだ。

で、次回のアルバムの方向性に
よりサイケデリックで、ロックなものを提示した3D。

ダディGは「好きにすれば。」とマッシヴから離れてしまった。

Massive Attack – Teardrop


で、このアルバム。
とにかく深く、深くへと沈んでゆく。
そのサウンドは僕を、まるで異次元…

いやいや、ディープなダウン・テンポの効果もあって
時空の狭間に入り込んでしまうかの様な作品。

まさにどっぷり、トリップできるんだ。

美しい奈落の世界。
こんな絶景、ここでしか聴けないよ。

あ、マイブラのラブレスがあったね。

『メザニーン』は、ダディーG、3D、マッシュルームの
3人体制によるマッシヴ・アタックの最後の作品。

全世界セールス:310万枚、最も売れたレコードとなっている。


Massive Attack - Inertia Creeps



そして2003年、3D単独でのマッシヴ・アタックが
4thアルバム『100th WINDOW』をリリースする…





とゆうわけでタマーソンの野郎が
「オマエがマッシヴを語るんじゃねぇ!」
って言うので、まだまだ続けるぜ。

『Blue Lines』『Protection』『No Protection』『Mezzanine』
ここまでがタマーソンの言うとうり、健全なマッシヴ・アタックの作品。


そもそも「ワイルド・バンチ」はレゲエやダブと、ヒップホップやファンクとを融合させた
サウンド・システムであったわけだけど、マッシヴ・アタックは特にダブへと傾倒したわけで
それは彼らのアイデンティティに、ダブとレゲエとゆうレベル・ミュージックが必要だった。

プライマルのボビーが言う
「ロックン・ロールは夢の武器」みたいな事だ。


ここからは、バブルモア専門学校の卒業論文で書いたレポート
『MASSIVE ATTACK '91~'98』からの抜粋を使うとしよう。

(担任の先生には「そうゆうことじゃないさ~、マニオ~」とよく言われたなぁ。。。)

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ブリストルとゆう街はかつて、イングランド一の貿易港として栄え
ジャマイカ系の移民文化が根付く事となった。
そんな中、貧困層の若者がコミュニティを作る手段として
音楽があったってわけ。

1970年代にクラブでかけられていたのは、主にファンクやソウルが中心
1980年代に入ると、レゲエやダブのサウンド・システムが複数活動を始める。

そして、白人貧困層のクラブで中心だったヒップホップやファンクとの
融合が始まってゆくんだけど、その先端を切っていたのがワイルド・バンチだ。

そこから生まれた、マッシブ・アタック。

クラブ・ミュージックの最先端にいた、彼らが生み出したのは
ダークでダウン・テンポが主体の楽曲。
彼らのコミュニティの形だ。

そう、三人が重きを置いたのは精神的な部分、アティテュードであり
当然、デビュー・アルバムである『ブルー・ラインズ』はそこから生まれた。

で、『ブルー・ラインズ』で生み出された音楽をより高みへ押し上げたのが
『プロテクション』『ノー・プロテクション』。
完璧なサウンドを目指したレコードだ。

『メザニーン』では、自ら作り上げたサウンド・システムに
マッシヴ・アタック自体が、飲み込まれる形になったんだろう。
彼らのアイデンティティは行き場を失い、3人はバラバラになってしまった。


『プロテクション』『ノー・プロテクション』は、純粋にサウンドを。
『ブルー・ラインズ』では、どこかヒリヒリとした攻撃的な感覚があり
『メザニーン』では、孤独感を感じられる。
それは、こうゆう事からじゃないのかな…。



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健全なマッシヴ・アタックの作品。

つまり、マッシヴ・アタック・ストーリーが
ここで一度、エンディングを迎えたとゆうことだ。






by manio