M.R.M.C 第8話 ~環八のポリスー~
Black Rebel Motorcycle Club - Stop
ムサシノ・レーベル・モーターサイクル・クラブで唯一
警察にマークされていたのが甲州の狼。
だって、スピード出しすぎだからね。
でも、彼は言ってた。
「警察なんてクソくらえだ。
俺には、ルー・リードが付いてるんだぜ?」
時間は25時過ぎ、甲州街道…
「ふう、食ったぜ。
やっぱ、ここのラーメンは革命的だな…。
まさにラーメン会の『OKコンピューター』や!」
世田谷区、甲州街道沿いにあるラーメン屋
『天上天下唯我独尊』から出てきたのは甲州の狼。
そこに、白バイの警官が待ちかまえていた。
「甲州の狼だな?」
甲州の狼は警官を全く無視してSR400のエンジンをかけた。
「おい!待て!お前、甲州の狼だろ!」
「え、なに?そんなことより
あっちの方がヤバくない?」
そう言いながら甲州の狼は、道路の反対側を指差した。
警官が、指さす方向に目をやった隙に
甲州の狼はSRを新宿方面に走らせる、白バイもすぐに彼を追いかけた。
「はは~!俺に追いつけるわけないじゃん!
なぁ?ルー・リード!」
言葉どうり、環状八号線を過ぎる頃には白バイはいなかった。
時速140キロ、景色は黒く染まり、ルー・リードは歌う。
まるで周りが避けるかのようで、信号は常に青。
SRを邪魔するものがない。
サウンドに酔いしれ走っている甲州の狼に
叫ぶ声が聴こえてきた。
「うわ。環八のポリスだ。
俺たちの邪魔ができるのはアイツだけなんだよな。
いつも環八を取り締まってるくせに甲州街道に来るんじゃねーよ。」
「こら~!狼ぃ~!」
環八のポリスが叫びながら追ってきた。
環八のポリス。
数年前は環状八号線を走るバイカーだった。
赤いHONDA VFR750に乗り、環八の彗星と呼ばれていた。
彼の単車にも悪魔が宿っていた。
悪魔の名はスティング。
The Police Live In Rio - Every Breath You Take
甲州の狼に、ルー・リードが話したことがある。
「スティングのやつは頭がいいんだよ。
環八の彗星が警察になったのもやつが原因だ。
白バイなら、違反者を追っかける時
法的に無茶な走りも許されるだろ?」
悪魔もそうゆうの気にするのか…
甲州の狼が呟いた。
「真面目な悪魔もいるさ…」
皇居前、半蔵門辺りまで走ると
環八のポリスは消えていた。
「アイツさぁ、俺のこと捕まえる気ないよなぁ?
いつも、しばらくするといなくなるしさ。」
単車を思いっきり走らせたいだけさ。
ルー・リードは答えた。
「アイツのサウンドは洒落てるから気分がノらないんだよね。」
皇居周りを一周する、甲州の狼。
そして甲州街道を戻るのだった。
「吉祥寺に戻って、一風堂のラーメンでも食うかな…」
甲州の狼。
黒のSR400に乗る、ラーメン好きの男だ。
続く…
by マニオ
ムサシノ・レーベル・モーターサイクル・クラブで唯一
警察にマークされていたのが甲州の狼。
だって、スピード出しすぎだからね。
でも、彼は言ってた。
「警察なんてクソくらえだ。
俺には、ルー・リードが付いてるんだぜ?」
時間は25時過ぎ、甲州街道…
「ふう、食ったぜ。
やっぱ、ここのラーメンは革命的だな…。
まさにラーメン会の『OKコンピューター』や!」
世田谷区、甲州街道沿いにあるラーメン屋
『天上天下唯我独尊』から出てきたのは甲州の狼。
そこに、白バイの警官が待ちかまえていた。
「甲州の狼だな?」
甲州の狼は警官を全く無視してSR400のエンジンをかけた。
「おい!待て!お前、甲州の狼だろ!」
「え、なに?そんなことより
あっちの方がヤバくない?」
そう言いながら甲州の狼は、道路の反対側を指差した。
警官が、指さす方向に目をやった隙に
甲州の狼はSRを新宿方面に走らせる、白バイもすぐに彼を追いかけた。
「はは~!俺に追いつけるわけないじゃん!
なぁ?ルー・リード!」
言葉どうり、環状八号線を過ぎる頃には白バイはいなかった。
時速140キロ、景色は黒く染まり、ルー・リードは歌う。
まるで周りが避けるかのようで、信号は常に青。
SRを邪魔するものがない。
サウンドに酔いしれ走っている甲州の狼に
叫ぶ声が聴こえてきた。
「うわ。環八のポリスだ。
俺たちの邪魔ができるのはアイツだけなんだよな。
いつも環八を取り締まってるくせに甲州街道に来るんじゃねーよ。」
「こら~!狼ぃ~!」
環八のポリスが叫びながら追ってきた。
環八のポリス。
数年前は環状八号線を走るバイカーだった。
赤いHONDA VFR750に乗り、環八の彗星と呼ばれていた。
彼の単車にも悪魔が宿っていた。
悪魔の名はスティング。
The Police Live In Rio - Every Breath You Take
甲州の狼に、ルー・リードが話したことがある。
「スティングのやつは頭がいいんだよ。
環八の彗星が警察になったのもやつが原因だ。
白バイなら、違反者を追っかける時
法的に無茶な走りも許されるだろ?」
悪魔もそうゆうの気にするのか…
甲州の狼が呟いた。
「真面目な悪魔もいるさ…」
皇居前、半蔵門辺りまで走ると
環八のポリスは消えていた。
「アイツさぁ、俺のこと捕まえる気ないよなぁ?
いつも、しばらくするといなくなるしさ。」
単車を思いっきり走らせたいだけさ。
ルー・リードは答えた。
「アイツのサウンドは洒落てるから気分がノらないんだよね。」
皇居周りを一周する、甲州の狼。
そして甲州街道を戻るのだった。
「吉祥寺に戻って、一風堂のラーメンでも食うかな…」
甲州の狼。
黒のSR400に乗る、ラーメン好きの男だ。
続く…
by マニオ