ひがんばな村のまつりは夏のころ、ひるまも花火をたきました。秋のまつりはとなり村、日がさのつづくうらみちに、地面(じべた)のしたにすむひとが、線香花火をたきました。あかいあかいひがんばな。金子みすゞ童謡集「明るいほうへ」より今年も彼岸花が咲き始めました。毎年、すっと伸びて、パッと咲く彼岸花。そんな彼岸花を見るとこの詩を思い出します。地面の下に住む人が線香花火を、なんて、凄く繊細なイメージだと思います。花火にも見えますよね。2016年 9月 和歌山線