『蜜蜂と遠雷』『ハサミ男』読んだ!
どちらの作品も、ものすごく面白かった!まず、『蜜蜂と遠雷』から。これはもう、音楽をテーマにした本だから、表現をどういう風に魅せてくれるんだろうって不安に思ってたのですが.......曲を知らなくても、頭の中にイメージがどんどん湧いてきて、表紙の通り、色彩豊かな世界を感じ取ることが出来ました!「恩田陸さん、すごっ!!!!」ってなったwwww私自身、絵を描き続けていることもあって、こういったコンテストの緊張感だったり、天才と凡人の差というのも、高校生の頃から嫌というほど感じ取ってきたので、登場人物の苦悩だったり、達成感だったり、そういったものは非常に共感しました。次に、『ハサミ男』!これもすごかった!!www何がすごいって、ラスト80ページくらいで全く予想できなかった展開が押し寄せてきて、最初、頭の中が「?」しか浮かばなかったwwwww「?」すぎて、なかなか次のページに進むことが出来なったくらい、「え?こんな人、いたっけ??誰これ????」ってなりました。読んだら、この気持ちめちゃくちゃ分かると思います!頭の良い人だったら、途中で違和感に気づけるかもしれません。しかし、まさかねぇ......あの人が犯人だったとは......言われてみれば、確かにおかしい言動はしていたなぁと、しみじみ回想しました。もう一回、読み直したくなる本ですね!これは!