こんな時間に誰だろう………
恐る恐る覗き穴で確認すると
そこにはユンギが立っていた。
「え……」
連絡……なかったよね………?
動揺しながら扉を開ける。
「ユンギ……」
「遅くにわりぃ。
少し上がってもいい?」
こんな時間にわざわざ来るってことは……
私は小さくため息をつきながら
居室へ向かった。
「ごめん散らかってて」
「いや……こんな時に来る俺がわりぃ…」
お茶まだあるかな………
探しに行こうとすると
「そんな長くいるつもりないから…
ちょっとまず……話…いいか?」
彼に呼び止められて
緊張感が増した。