その後は
帰ってきた母の手料理を一緒に食べて
2人でソウルに戻る。
僕たちを見送る母に彼女は
「お料理本当に美味しかったです!
あの……今度良かったらお料理……
教えてください…」
と言っていた。
きっとこういう所が
母や姉に可愛がられるんだろうなと
微笑ましく思った。
「もちろん!喜んで!
ダウォンと来てくれてもいいし
モヨンちゃん一人で来てくれてもいいから
また必ず来てね!約束!
待ってるから!」
母は彼女のことを本当に好いていて
すごく嬉しそうだった。
そしてまた
彼女も僕の母を
本当の母のように慕っていて
僕は2人の関係が嬉しかった。
また連れて来よう
そう思って
僕たちは家を後にした。
それからしばらくはまた
彼女に会えない日々を送っていた。
そんな中突然
思いがけない話が降ってくる。