翌日

講義が終わると

私は急いで家に帰って







洗濯物を片付けたり



最後の仕上げをした。





















そして15時過ぎ。














彼からLINEが来た。














それからドキドキしながら
待つこと約20分。

























私は外に出て



共通玄関にいる彼を迎えに行った。












彼は帽子を被って

ケータイを弄っていて




それだけなのにカッコ良かった。
















「ユン……ギ」




私が小さい声で彼を呼ぶと





帽子からチラッと目を覗かせた。










「お、シセリ」


「こっち……どうぞ……」







私は彼を連れて部屋へ行った。