「ん…?」
ドクン………
ドクン………
「前言った気持ちって……
あれから変わってない…?」
「……は?」
ドクンドクン…………
「だから……
まだ私の事………
好きでいてくれてるのかなって……」
私はものすごい緊張していて
思わず自分の組んでる手に力がグッと入る。
「好きだよ」
彼のストレートな言葉に
心拍数は上がり続けた。
ドクンドクンドクン……
「本当に?
それってさ、友達としてじゃないの?」
「俺は違うかな。
告ってからもお前とごはん行ったりしたけど
お前の色んな所を見て
もっと好きになった…」
カッコ悪い所ばっかり見せてたのに………
もっと好きになっただなんて………
「酔っぱらってあんなみっともない姿…
見せちゃったのに……」
「面白かったけどな。
別に変なこと言ってた訳じゃねぇし」
やっぱり
きっと彼だ………
私はそう確信して
「ユンギ…………私……
ユンギの事……好きかも……」
人生で初めての告白をした。