-○○目線-
韓国に戻り
少し慣れて来た頃。
スンギさんから突然連絡が来た。
この前はあまり時間がなくて
確かにお互いにもっと話したい感があった。
だから私は
ランチに誘った。
そして
忙しい彼となんとか予定を合わせて
ランチに行くことになった。
スンギさんは相変わらず
人気のお店を色々と知っていて
美味しいイタリアンのお店に
連れて行ってくれた。
最初は私が
ニューヨークでの仕事の話をして
彼は興味津々に話を聞いてくれた。
そして彼の今の仕事が気になっていた私も
彼の話を沢山聞いた。
「今海外でのK-POPブームがスゴくて
正直、国内より海外の方が手一杯で……
僕は毎日激務さ……。
少し前の部署が恋しいよ……」
「でも前は前で
大変だったんじゃないですか?」
「あれ、そうだっけ?
僕はそういう運命なのかなぁ……」
「仕事出来るからですよ~」
「そんなことはないはずなんだけど……
ちょこちょこミスってるよ。」
2人で笑い合う。
こんなやりとりが久しぶりで
すごく楽しく思った。

