シヤ🌙です。


お立ち寄り下さった皆様
ありがとうございます🌸


今回は、ホソク視点です。

2人がこれから

ほんとの家族としての生活は

これからです💜

冒頭、注意事項の確認必須です🙇‍♀️



※こちらはワタシの妄想世界です。

読み進めは自己責任でお願いします。

不快な思いをされても作者は責任を負い兼ねます。

拙い文章力で書いておりますゆえ、温かい目で
読み進めて頂けると幸いです。

※晒し、転載、盗作、模倣などの行為は厳禁です。

※お話の内容と実在する彼等とは一切関係ありません。

🌸💕🌸💕🌸💕🌸💕🌸💕🌸

ホソク視点

hs「どうだ…はあ…テヒョン…は…ははㅋ…俺の勝ちだㅋ」

つ…つい…張り切り過ぎてしまった…。

息が上がる。

th「うん、そうだねㅋ」

相変わらず、涼しい顔しやがって…。

hs「は…ははㅋ…俺…だって…これくらいのこと…は…はあ…へ…へでも…ないㅋ」

息を切らして項垂れている俺の傍に、テヒョンが歩み寄る。

th「ねえ、ホソクヒョンㅋ」

顔を上げると、目の前のテヒョンと目が合う。

あ…好き。

俺の好きな笑顔だ。

hs「…」

テヒョンの笑顔に見惚れていると、そっと唇が重なる。

th「勝った報酬ㅋ」

hs「なんだよ…それㅋ」

上がった息が少しずつ落ち着いていくのが分かる。

th「ねえ、ヒョンㅋ次は何が欲しいㅋ?」

え…。

hs「…」

ドキドキ…ドキドキ…。

ジワジワと壁際へ追い込まれる。

th「ねえ、ヒョン?次は何が欲しいㅋ?」

テヒョンの息が頬にあたり、耳を掠める。

完全に壁際で押さえ込まれた身体と身体が重なり合う。

熱い…。

テヒョンの熱を感じただけで、コイツにどうしようもない俺の身体は愛しい人に焦がれて熱を上げる…。

hs「あ…」

テヒョンの指が優しく唇に触れる。

th「ホソクヒョン、口、あけてㅋ」

そうして、また俺達の唇が触れ合おうとした時だった。

jk「ア○パーンチ!」

聞き慣れた可愛い声が新しい家の中に響きわたる。

jk「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」

突然テヒョンにア○パンチをくらわせてテヒョンの足に絡むのは俺の可愛い甥っ子のグクだ。

グクがここにいるってことは…。

th「ははㅋグクがいるってことは…っ!」

テヒョンの表情が痛みに歪む…(汗)

どうやら、あの人に背後から思い切りお尻を抓られているらしい…。

sk「子供の前でサカるな、テヒョンㅋ(怒)」

や…やっぱり…。

hs「ソクジン!もお!やめろよ!」

sk「は?お前も同罪だㅋホソク!」

hs「…って!…痛いだろ!」

今度は口答えした俺の脇腹を狙って抓る。

ほんとに、この兄さんは…。

yg「自業自得だㅋ」

ソクジンの後ろで、静かに笑うユンギさん…。

わあ…絶対にユンギさん喜んでるよ…これ…。

jk「わあㅋソクジが一番だねㅋユギㅋ」

yg「ああ、そうだなㅋグクㅋ」

楽しそうに無邪気に笑うグクのおかげで場が和む。

th「すみません、ソクジンさん、ユンギさん。今日はお世話になりますㅋ」

なんで、さっき自分の尻を抓ったソクジンに、コイツはまるで何事もなかったかの様に落ち着いた振る舞いができるんだろう。

なんてㅋ

そんなところもコイツはカッコいいんだ。

だから、このソクジンをうまくかわして付き合えるんだろうかㅋ

sk「ホソクㅋ僕に感謝しろㅋジンシェフ自ら料理の手をふるってやったんだからなㅋ」

そう言ったソクジンは引越し祝いをかねたご馳走を手にしていた。

th「わあㅋソクジンさん、ありがとうございますㅋ」

お腹を空かせたテヒョンは、分かりやすくご馳走の匂いに喜ぶ。

ソクジンの料理の腕は申し分ない。

それは、弟ながら自慢できる腕前だ。

hs「どうせ、高くつくんだろう?」

sk「当たり前だㅋあとで請求するㅋ」

また、後で何を請求されるのか…。

とにかく、今日は考えるのをやめておこう。

それがいい。

jk「ねえ、ねえ、ホソク?」

ソクジンと話してる俺の足下に、何か言いたげなグクが絡む。

hs「どうしたの?グク?」

俺は、グクを抱き上げた。

jk「…」

どうしたんだろう?

th「グク、どうしたの?」

何か言いたげなのに、言い出せないでいるグクを励ます様に、テヒョンはグクの頭に優しくふれる。

hs「グク?」

sk「グク、聞きたいことホソクに自分で聞くの?」

ソクジンの問いかけに、グクは小さく頷いた。

jk「ホソク?ジミナは?今日いないの?」

そっか…そうだったよね…。

いつもグクと会う時、あの子は一緒だったから…。

hs「うん、ごめんね、グク。今日はジミナはいないんだ。また、今度一緒に遊ぼうねㅋ」

こればかりは、グクが可愛いくても俺にはどうすることもできない。

jk「ホソク…明日は…」

hs「明日も、いないんだ」

jk「その次は…」

hs「グク、ごめんね、またジミナがこの家に遊びに来たら一緒に遊ぼうねㅋ」

グクの大きな瞳に涙が浮かび零れ落ちた。

jk「やああああ!ジミナと遊びたいい!」

sk「わるい、ホソク。おいで、グク」

グズリ始めたグクを俺から受け取りソクジンが抱き上げる。

yg「だから、まだ早いって言っただろ」

sk「早いか遅いの違いなら、知ったときグクがそれをどう受け止めるかだよ」

jk「わああああ!ジミナああ…遊ぶうう!」

sk「ごめん、ホソク」

ソクジンは、泣き止まないグクを連れて部屋から出ていった。

yg「すまない、俺達はこれで。これ、2人で食べてくれㅋ」

sk「ユンギ!」

部屋の向こうで、ユンギさんを呼ぶソクジンの声が家の中に響く。

yg「じゃあㅋ」

th&hs「ありがとうございます」

後でユンギさんから聞いた話、どうやらジミナも一緒にこの家に来ると思っていたグクが、朝からずっとジミナと遊びたいって、グズっていたらしい。

th「…」

2人きりになった部屋で、明らかにテヒョンの様子がおかしい…ことに気がつかない俺じゃない。

コイツが今、何を考えてるかなんて俺にはお見通しだ。

俺はテヒョンの傍に歩みより、そっとコイツの綺麗な頬へ優しくキスをした。

th「ホソクヒョン…」

そんな泣きそうな顔するな…。

俺はそっとテヒョンを抱きしめた。

hs「なあ、テヒョンㅋさっきの続きㅋお前にして欲しいことㅋ」

抱きしめたまま、顔をあげテヒョンを見上げる。

th「なに…」

優しくて、強い。

でも、優しいから、弱い。

可愛いくて愛しい俺のテヒョン。

hs「俺とずっと一緒にいて欲しいのはテヒョンだけだからㅋ俺とこの家がこの先もお前の帰る場所だって約束してくれㅋ」

お前が俺にとって、どれだけ大切な存在なのかって…。

伝わればいいな…。

こんな俺だけど…。

hs「テヒョン、お前とここで家族になりたいㅋ」

俺の腕の中で泣き出したテヒョンの大きな身体が震えているのを感じる。

th「ヒョン…ああああ…ごめん…でも、嬉しいんだ…」

テヒョンを見上げたままの俺に、涙で震えながらテヒョンの唇が優しく重なる。

th「俺も…ホソクヒョンと…ここで…家族…つくりたい…家族になりたい」

hs「うんㅋ」

ねえ、神様…。

誰かを傷つけないで歩める道があるのなら、それもいいのかもしれない。

でもきっと俺は、その道をコイツと歩むことができないのだとしたら、俺は誰かを傷つける道だとしても、コイツと歩みたい。

🍀

あれから、暫く俺を抱きしめたまま泣いていたテヒョンは、泣き止んでも暫くこのままで動こうとしなかった。

その代わりに、深く深呼吸でもする様に俺の頭の上からコイツの息する音が聞こえてくる。

まさか立ったまま寝たのか?

いや、テヒョンならあり得る。

もしくは、いつもの様に俺の匂いでも嗅いでるんだろうㅋ

俺はよく分からないけど、コイツにとって俺の匂いは癒しなんて効果がある…らしい…。

hs「おい、テヒョン?そろそろ休みたいんだけど?」

正直…立ち尽くしたままのこの状態に少し疲れてしまった。

Ωの体力は…まあ、その程度だ。

それに、やっぱり荷物運び張り切り過ぎたな…これは…。

th「…あ…ごめん…つい、ヒョンの匂いが心地良くて…」

やっぱり、そっちだったかㅋ

hs「俺は、お前が落ち着いたならいいよㅋでも、ごめん。ちょっと疲れたから座りたいㅋ」

眠い…そろそろ限界かも…。

荷物運び、頑張り過ぎたことを今になって後悔する。

悲しいかな、Ω性とは必要以上に体力消耗すると、睡眠でそれを回復しようとするらしく、多分このまま寝てしまうと夜まで目を覚さないだろう…。

th「ヒョン?眠い?」

もちろん、テヒョンもそんなΩ性の体質は理解してくれているワケで。

hs「うん…ごめん…もう、無理かもㅋ」

はは…立ったまま寝るのは俺のほうかㅋ

俺は、生まれ持ってしまったこの体質と睡魔に打ち勝つことなんで出来るはずもなく、そのまま眠りに落ちしてしまった。


🌸💕🌸💕🌸💕🌸💕🌸💕🌸


🍀小ネタなコーナー😅🍀


今回、このお部屋に添えた


シラーの花の花言葉は


いくつかありますが


その中から


"寂しさ、辛抱強さ"


意味が込められたモノから選びました🌸


ありがとうございます。



画像お借りしました。
ありがとうございます😊