タイトルは仙台空港で海から内陸へ向かうB滑走路の名前。

ちなみに風向き次第で09になる。


6月最初の休日、私は仙台空港で管制塔の無線を盗み聞きしている。

もちろん航空無線を傍受する事は合法だ。


「そんな事をして何がおもしろいのか?」


何がおもしろいのか、いくつか理由があるけれど一番は「非日常感」だ。

アナログ無線特有のノイズの中で独特の言い回し(フォネティックコード)で発せられるアルファベットが飛び交い時折日本語が混ざる。


タワーの無線は、「どの機体がいつ着くか、発つか」そんな内容だ。


それを聴きながら飛行機の写真を撮るのが楽しい。

最寄りの空港である仙台空港は何便か国際線も有る。


台北やソウルと往き交う便が運行されている。

ソウル便のアシアナ航空しか見た事はないけれど、台北行きは他にもある様だ。

写真はランウェイ27へ降り立つJAL2205、大阪(伊丹)から1時間強かけて飛んできたところ。
便名やタイミングは仙台空港のホームページを確認する事で「何時頃この飛行機が来る」とか駐機中の機体が「何時頃飛び立つのか」がわかる。
また、スマートフォンのアプリでフライトレーダー24というアプリ(最後にリンクを貼っておく)を使えば「目当ての機体がどこまで来ているのか」や「今目の前で向かってくる機体が誰なのか」が一目瞭然。
そしてこの二つを駆使する事で「そろそろ引き上げるか」「もう少しだけ粘るか」の判断が効く。

実に便利である。


持ち物はこんな感じだ。

NikonとiPhone、アイコムのR6。
これらが有ればずっと居られる。
仙台空港で聞ける会話でデルタエコーというのをよく耳にするけれど、DE?なんの事だろう。


少し離れるが松島基地に行けばJASDF機も見れるし聴ける。

ブルーインパルスなら隊長機からの無線が聞ける。


民間機の事務的(それが落ち着くポイント)な無線とはテンションが違う。

ブルーインパルスのT4は近くで観れるしアクロバティックな機動を楽しめる。
F2を見れればまさに空を引き裂かんばかりの爆音を楽しめる。
民間機と違って、飛行ダイヤは無いけれど松島基地のホームページでは飛行訓練に関してスケジュールが公開されている。
訓練が計画されていない日はニュースを見るとだいたい出張で展示飛行の記事を見る事ができる。

基地ではブルーインパルスのハンガー傍に無料の駐車場があるので自動車で行くと良い。
また、基地の近くのファミマではグッズが販売されているのでお土産も買える。

鳴呼素晴らしき航空写真ライフ。


フライトレーダー24↓