『TRICK 新作スペシャル3』
「人が消える…解くと必ず死ぬ暗号!欲望渦巻く遺産争いと呪われた財宝!!」
旧家で巻き起こる骨肉の相続争い…美しき三姉妹と謎の遺言状に端を発する連続殺人!
一族の哀しい秘密と、恐るべき真犯人の正体とは!?
奈緒子&上田コンビが超常現象のトリックに挑む!
14年の長きにわたり視聴者を楽しませてきた、テレビ朝日系テレビドラマ『TRICK』。
それも現在公開中の劇場版と、1月12日放送の『新作スペシャル3』でラストとなりました。
“山田奈緒子&上田次郎”の凸凹コンビも、これで見納めとなります。
管理人は劇場版は未見ですが、『新作スペシャル3』はしっかり録画保存してます。
『TRICK』の魅力といえば、映像のあちこちに散りばめられた小ネタの数々。
台詞は勿論、美術&小道具の至るところにネタが仕込まれているのです。
有名なのが山田奈緒子の母親、山田里見(野際陽子さん)の書道教室で生徒が書いていたこちら↓。
「なんどめだナウシカ」
『TRICK』放送時間の前の枠が、日本テレビ『金曜ロードショー』。
スタジオジブリ作品『風の谷のナウシカ』が、何度もリピートされるのを指してのことです。
『新作スペシャル3』にも、小ネタはい~~~ぱいありました。
その全ては拾えませんが、気になったところを重点的に。
今回の舞台も毎度お馴染み、“因習に閉ざされた”「尾古溝村(おこみぞむら)」。
横溝正史原作『犬神家の一族』そっくりの世界です。
今回がラストとあって左側の「手前 なつかしい村々」に記されているのは、過去のエピソードに登場した村の数々。
印象に残っているのは、居酒屋チェーン「村さ来」を逆さに読んだ「来さ村」。
水面からニョキッと突き出た両足が『犬神家の一族』の名場面ですが、『新作スペシャル3』ではこうなりました↓。
「シロアシ群生地 ここでしか見られない不思議な沼!!(笑)」
もはや自然の一部と化しています(笑)。
殺害現場となった“竜の谷”。地図で見ると“竜の谷”の隣には“戸似谷”とあります。
トニー 谷(トニー たに、1917年〈大正6年〉10月14日 - 1987年〈昭和62年〉7月16日)は、東京府東京市京橋区銀座(現:東京都中央区銀座)出身の舞台芸人(ヴォードヴィリアン)。本名、大谷 正太郎(おおたに しょうたろう)。
リズムに乗りそろばんを楽器のようにかき鳴らす珍芸が売りで、妙な英単語を混ぜたしゃべりは「トニングリッシュ」と称された。短めのオールバックにコールマン髭、吊りあがったフォックスめがねがトレードマーク。
「さいざんす」「家庭の事情」「おこんばんは」「ネチョリンコンでハベレケレ」「レイディースエンジェントルメン、アンドおとっつぁんおっかさん」「バッカじゃなかろか」など独特の喋りで爆発的な人気を博す。(ウィキペディアより)
このネタがわかるようでは、貴方は確実に50代以上。管理人の年齢もバレバレかも。
もっと若い世代でもわかるネタをラストに。
水神家三姉妹の長女・幸代(国生さゆり)が殺害された、お堂の床に転がっていたのがこちらのブランド物。
一見“VALENTINO”のように見えますが。
彼女のおニャン子時代のヒット曲、「バレンタイン・キッス」なのでした。
「バレンタイン・キッス」 国生さゆり
おニャン子クラブを知る世代も、とうに40は超えているはず。このドラマ10代~20代の視聴者は楽しめているのでしょうか?
続きます。
↓『TRICK』は初ON AIRからチェックしてました。金曜深夜が来るのを楽しみにしていたものです。
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