“いい音”と暮らす方法　パナソニック　「RP-WF7」〔ミッション：インポッシブル〕

“いい音”と暮らす方法　パナソニック　「RP-WF7」

　サラウンドヘッドホンのリポート、その２回目です。

　（１回目はこちら→『７．１chサラウンド　パナソニックのワイヤレスヘッドホン「RP-WF7」〔ビートルズ〕』）

パナソニック7.1chヘッドホン「RP-WF7」

　管理人はこれまで２つのサラウンドヘッドホンを愛用してきましたが、それらの製品より格段の進歩を遂げてます。

　まずはバッテリーから。

　付属の充電池、またはアルカリ乾電池が使えるようになってます（単４）。

　フル充電にかかるのは３時間。

　付属充電池で連続使用１５時間・アルカリだと２０時間とこれまでより大幅に伸びていて、鑑賞途中でバッテリー切れとなる心配は無さそう（バッテリー切れは今まで何回も経験済み）。

　そして何よりの違いがワイヤレス関連。

　赤外線方式ではなく、2.4GHz無線方式の採用が重要ポイント。

　赤外線だとトランスミッターと人間の間に障害物があると、音が途切れてしまいました。

　しかし無線方式なら、家の何処にいても大丈夫なのです。

　例えば鑑賞途中に生理現象をもよおしても、ヘッドホンを装着したまま用が足せちゃいます。

　音楽ＣＤを鑑賞中なら、台所で洗い物や掃除機をかけててもＯＫ。遮音性が高いので外部の音に邪魔されることも少ないです。

　もしかすると専業主婦にもってこいの製品なのかも。

　操作性も向上してます。

　右ハウジングであらゆる操作が可能と。

　管理人は手の感覚がまだスイッチを覚えてませんが、慣れてきたら頭にかけた状態でも切り替えができそう。

　わざわざテレビの近くに寄らなくても、サラウンドの切り替えが出来てしまいます。

　入力切替は３つ。

　ＤＩＧＩＴＡＬ　１→ＤＩＧＩＴＡＬ　２→ＡＮＡＬＯＧ

　サラウンド効果はＣＩＮＥＭＡ→ＭＵＳＩＣ→ＧＡＭＥの３種類から選べます。

　音質はＢＡＳＳ→ＶＯＩＣＥの２種類。

　低音重視ならＢＡＳＳ、セリフを聴き取りやすくするならＶＯＩＣＥを選択します。

　音声信号の切り替えは自動判別。

　ＢＤ／ＤＶＤ再生機で行います。

　①ＤＯＬＢＹ　ＤＩＧＩＴＡＬ
　②ＤＯＬＢＹ　ＰＬ　ⅡＸ
　③ＤＴＳ
　④ＭＰＥＧ－２　ＡＡＣ

　以上の信号に対応。

　（ドルビーTrue HD／DTS-HDマスターオーディオには対応していませんのでご注意を）

　“ＤＯＬＢＹ”より“ＤＴＳ”の方が、音が良いのだそう。

　無音状態が３分続くと、自動的にパワーオフとなる設計。電池の無駄遣いは勿体無いですからね。

　ヘッドホンの装着感は個人差があるので。

　以前のＳＯＮＹ製品より若干圧力は高めですが、問題にするほどでも。

　イヤーパッドの上部は、眼鏡用に柔らかな素材を採用してます。

　重量は軽量化に成功しているそうですよ。

　とまあこんな具合。

　あとは７．１ｃｈソフトを選択するだけです。

７．１ｃｈが楽しめる作品

　７．１ｃｈが楽しめるディスクはブルーレイのみ。

　ソフトの数は次第に増えているそうで。

　そのいくつかを紹介してみます。

『トランスフォーマー　ダークサイド・ムーン』　