レッドアロークラシック〔浅田美代子／小泉今日子〕

レッドアロークラシック
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　駅前商店街からの帰り、いつものように踏切で電車の通過を待ちます。

　通勤電車が通り過ぎても遮断機が開かない場合は、後続が特急か回送のいずれか。

　その日の後続電車は、滅多に遭遇しない特急でした。

　１時間に１本ないしは２本の割合で走っている、西武新宿線「小江戸号」がこちら。

　（NHK朝ドラ仕様）

　首都圏を走っているJRを除く他の私鉄の特急列車と比較すると、ボディーカラーがなんとも地味で。

小田急ロマンスカー

東武特急スペーシア

京成スカイライナー

伊豆急リゾート２１

　西武新宿線に最も近い、JR東日本中央本線。

　「スーパーあずさ」にも「小江戸号」は見劣りしてます。

　ところがです！！

　その日に限っては、いつもの地味な特急ではありませんでした。

西武鉄道レッドアロークラシック

特急「レッドアロークラシック」出発進行! 西武鉄道10000系が赤帯の塗装に [11/11/27]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2011/11/27(日)
　西武鉄道は27日、10000系1編成を初代レッドアロー5000系の塗装に変更した「レッドアロークラシック」の運行を開始した。これを記念し、池袋駅では出発式も行われた。「レッドアロークラシック」による臨時列車は、朝8時54分頃、池袋駅特急ホームに入線。レッドアローの由来でもある赤帯をまとった10000系車両を前に、多くの鉄道ファンがカメラを向けた。
　出発式では、西武鉄道の鉄道本部長、金杉和秋氏(取締役常務執行役員)が、「レッドアロー」は昭和44(1969)年10月14日、西武秩父線の開通とともに誕生し、当初は4両編成で運転されていました。42年前のクラシックなレッドアローに乗り、当時の気分を味わってほしい」と挨拶。その後、金杉氏や初代レッドアローの第1号運転士の新井敏三氏、「レッドアロークラシック」に乗車する親子1組らがテープカットを行い、9時10分に池袋駅を出発した。
　「レッドアロークラシック」では、初代レッドアローがデビューした頃のパンフレットや、昭和40年頃の飯能駅と本川越駅の写真、かつての西武線沿線の風景写真などを車内座席のテーブル背面に掲出している。この日、池袋～西武秩父間を往復した臨時列車では、初代レッドアローで車内販売を担当した販売員による「ボックスティッシュケース 5000系レッドアロー」の販売も行われた。
　車内放送では初代レッドアローの歴史をはじめ、「デビュー当日に運転された『ちちぶ1号』の座席(264席分)は、発売からわずか15分で売り切れた」「西武線の各駅でも問い合わせが殺到したが、その大半が『都内へ通勤・通学はできますか?』というものだった」などのエピソードも披露。途中の武蔵横手駅を通過する際、環境への取り組みとしてヤギを飼っていることも案内されていた。

「レッドアロークラシック」（2011年 - ）
　10000系10105編成の車体塗装を5000系とほぼ同じカラーリングに塗装し、再現した。側面には「RED ARROW CLASSIC」のロゴが飾られている。2011年11月27日に臨時特急列車として池袋駅 - 西武秩父駅間を1往復運行した。同年11月28日から定期特急列車の運行に充当されている。

　昨年１１月から運行を開始した、「レッドアロークラシック」。

　たった一編成では、走っている姿を見るのは宝くじに当たるようなもの（西武池袋線も運行しているので）。

　４ヶ月経って、やっと管理人の目に触れたというわけです。

　ちなみに元となった５０００系の画像がこちら。

　いかにも特急車両然とした佇まいですね。

　目撃したのが夜間だったので印象は薄いのですが、「クラシック」の方が遥かに小旅行したい気分になります。

　正直あのグレーの車体では、子供だって憧れないでしょう。

　一編成といわず、もっと車両を増やせば乗客数が増えるかも。

　他の私鉄に負けないよう、頑張ってくださいよ西武鉄道さん。

BGMコーナー

　「レッドアロー」＝「赤い矢」にちなみ、今回は「赤」のつく名曲を。

　まずはこちらから。筒美京平さんの大ヒット曲です。