「12弦ギターは名曲ばかり」第6回は、ビートルズ解散後ソロとなったジョージ・ハリスンの大ヒットから。
アルバム「ラバー・ソウル」以降使われることのなかった12弦ギターが、イントロから鳴りまくってます。
何のギターを使っていたのかは調査不足なのですが、アコースティックの12弦で間違いないでしょう。
スライドギターのオーヴァー・ダブがない、初期のテイクを見つけましたのでまずはこちらを。
「マイ・スウィート・ロード (アーリー・テイク)」 ジョージ・ハリスン
ジョージの追悼コンサートで、エリック・クラプトンも12弦ギターを使用。
リード・ヴォーカルは、「バングラデシュのコンサート」でも活躍したビリー・プレストン。元々はビリーに提供した曲だそうです。
元来は当時ビートルズが営んでいたレコード・レーベル「アップル・レーベル」に在籍していたビリー・プレストンに提供した作品である。プレストンによるオリジナルのバージョンは、彼とハリスンが共同プロデュースを手がけた1970年9月発表のアルバム『エンカレッジング・ワーズ』(Encouraging Words)に収録されている(ウィキペディアより)。
「マイ・スウィート・ロード (「コンサート・フォー・ジョージ」より)」 ビリー・プレストン
ジョージの後を追うかのように、ビリーもあの世へ旅立ってしまいました。
「マイ・スウィート・ロード」といえば、盗作騒ぎでも有名に。
シフォンズの「イカした彼」に酷似していると裁判沙汰になり、敗訴したジョージ側は多額の賠償金を支払うはめに。
「イカした彼」 シフォンズ
上の画像を見ても判るように、全米ナンバーワンに輝いたこの曲をジョージが知らなかったとは考えにくいのです。
初期のビートルズは、ガールズ・グループのカヴァーを得意としてました。
特にジョージがリード・ヴォーカルだった、ドネイズ「デヴィル・イン・ヒズ・ハート」は誰も注目しなかった楽曲。ビートルズのカヴァーが無かったら、おそらく誰の耳にも届いていなかったでしょう。
「デヴィル・イン・ヒズ・ハート」 ドネイズ
ビートルズは、BBCセッション・ヴァージョンでどうぞ。
「デヴィル・イン・ハー・ハート (「Live at the BBC」より」 ビートルズ
こんなマイナーな曲まで知っていたビートルズのメンバーが、「イカした彼」を聴いた覚えがないというのは無理があります。周囲の人間は助言をしなかったのでしょうか(ジョンの「カム・トゥゲザー」の場合、ポールが「ユー・キャント・キャッチ・ミー」に似てると指摘していたそうです)。
発売にあたってクレジットに、原曲の作者を加えるとか方法はあったでしょうに。
パクられた側のシフォンズが「マイ・スウィート・ロード」をカヴァーしていたのは、この記事を書くまで知りませんでした。
「マイ・スウィート・ロード」 シフォンズ
そして「マイ・スウィート・ロード」のイントロを真似たのが、アメリカ「金色の髪の少女」。
「金色の髪の少女」 アメリカ
サウンドを真似るには、12弦ギターの存在が必要不可欠。
プロデューサーは、なんとジョージ・マーティン!! ビートルズ解散後の作品としては、最高の出来なのでは。
長らくお楽しみいただいた「12弦ギターは名曲ばかり」は、今回でひとまずお休みです。
12弦ギター使用曲を鋭意捜索中なのですが、これがなかなか集まらず。もっと勉強しないといけませんね。
↓「おねだり」ペタはしばらく様子見。「ブログ記事」が表示できるようになったら戻します。
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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アルバム「ラバー・ソウル」以降使われることのなかった12弦ギターが、イントロから鳴りまくってます。
何のギターを使っていたのかは調査不足なのですが、アコースティックの12弦で間違いないでしょう。
スライドギターのオーヴァー・ダブがない、初期のテイクを見つけましたのでまずはこちらを。
「マイ・スウィート・ロード (アーリー・テイク)」 ジョージ・ハリスン
ジョージの追悼コンサートで、エリック・クラプトンも12弦ギターを使用。
リード・ヴォーカルは、「バングラデシュのコンサート」でも活躍したビリー・プレストン。元々はビリーに提供した曲だそうです。
元来は当時ビートルズが営んでいたレコード・レーベル「アップル・レーベル」に在籍していたビリー・プレストンに提供した作品である。プレストンによるオリジナルのバージョンは、彼とハリスンが共同プロデュースを手がけた1970年9月発表のアルバム『エンカレッジング・ワーズ』(Encouraging Words)に収録されている(ウィキペディアより)。
「マイ・スウィート・ロード (「コンサート・フォー・ジョージ」より)」 ビリー・プレストン
ジョージの後を追うかのように、ビリーもあの世へ旅立ってしまいました。
「マイ・スウィート・ロード」といえば、盗作騒ぎでも有名に。
シフォンズの「イカした彼」に酷似していると裁判沙汰になり、敗訴したジョージ側は多額の賠償金を支払うはめに。
「イカした彼」 シフォンズ
上の画像を見ても判るように、全米ナンバーワンに輝いたこの曲をジョージが知らなかったとは考えにくいのです。
初期のビートルズは、ガールズ・グループのカヴァーを得意としてました。
特にジョージがリード・ヴォーカルだった、ドネイズ「デヴィル・イン・ヒズ・ハート」は誰も注目しなかった楽曲。ビートルズのカヴァーが無かったら、おそらく誰の耳にも届いていなかったでしょう。
「デヴィル・イン・ヒズ・ハート」 ドネイズ
ビートルズは、BBCセッション・ヴァージョンでどうぞ。
「デヴィル・イン・ハー・ハート (「Live at the BBC」より」 ビートルズ
こんなマイナーな曲まで知っていたビートルズのメンバーが、「イカした彼」を聴いた覚えがないというのは無理があります。周囲の人間は助言をしなかったのでしょうか(ジョンの「カム・トゥゲザー」の場合、ポールが「ユー・キャント・キャッチ・ミー」に似てると指摘していたそうです)。
発売にあたってクレジットに、原曲の作者を加えるとか方法はあったでしょうに。
パクられた側のシフォンズが「マイ・スウィート・ロード」をカヴァーしていたのは、この記事を書くまで知りませんでした。
「マイ・スウィート・ロード」 シフォンズ
そして「マイ・スウィート・ロード」のイントロを真似たのが、アメリカ「金色の髪の少女」。
「金色の髪の少女」 アメリカ
サウンドを真似るには、12弦ギターの存在が必要不可欠。
プロデューサーは、なんとジョージ・マーティン!! ビートルズ解散後の作品としては、最高の出来なのでは。
長らくお楽しみいただいた「12弦ギターは名曲ばかり」は、今回でひとまずお休みです。
12弦ギター使用曲を鋭意捜索中なのですが、これがなかなか集まらず。もっと勉強しないといけませんね。
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