♪あついあつい涙が〔所ジョージ／吉田拓郎〕

寄り道

　前回同様、相変わらず写真のストックは増えないまま。

　私の預金残高みたい。

　週に２度の更新がいつまで保てるのか、非常に心配。

　何とかこの状況を打破したいものです。

　今回のテーマは「飛行機」。

　もっとも小平からは羽田空港は遠過ぎます。自転車で行ける距離ではありません。

航空発祥の地　文化の薫るところざわ　　モニュメント

　埼玉県所沢市にある「所沢航空記念公園」。

　ここには飛行機が２機、展示されてます。

　
　今狙っている被写体がかなりの難物なので、撮れなかった場合の保険として寄り道しました。

　案の定、保険にすがりつく事に。

　寄り道しといて良かった～～。

　まずは西武新宿線航空公園駅東口を降りると、すぐ視界に飛び込んでくる国産旅客機「ＹＳ－１１」を。

　飛行機をこんな間近で見たのは初めて。野ざらしのせいで、所々塗料の剥げ落ちた箇所もありますが、引きの絵ならＯＫ。

　お次はプロペラです。

　これを読んでいる方で、プロペラ機に搭乗した経験を持つ方はいらっしゃるでしょうか？

　機体は大きくはありません。こんな小さな機体に６０人も乗れるものと感心します。

　公園内の所沢航空発祥記念館。建物の前に鎮座しているのが「Ｃ－４６　天馬」。

　

　保存状態はこちらの方が。

　プロペラが鳥の止まり木代わりになってます。

　建物前広場では、紙飛行機に興じるグループの姿も。

　公園は広々としていて、気持ち良く過ごせる事請け合いです。

ＢＧＭコーナー

　ビートルズのリマスター盤が発売になってからというもの、聴くのは彼らの曲ばかり。

　飛行機のＳＥでお馴染みのこの曲から。

　ホワイトアルバムのトップを飾る、「バック・イン・ザ・Ｕ.Ｓ.Ｓ.Ｒ.　」。

　チャック・ベリー「バック・イン・ザ・Ｕ.Ｓ.Ａ.」、ビーチ・ボーイズ「サーフィンＵ.Ｓ.Ａ.」のビートルズ流パロディ。

　映画「チャック・ベリー　ヘイル！　ヘイル！　ロックンロール」のワンシーン。バックのギタリストはローリング・ストーンズのキース・リチャーズ。この映画の音楽監督を務めてます。

　ゲストのリンダ・ロンシュタットは、チャック・ベリーとストーンズ両方をカヴァーしてます。

「ダイスをころがせ」　リンダ・ロンシュタット

「ダイスをころがせ」　ローリング・ストーンズ

　彼女のバックバンドだったのが、「リマスター盤」の回で紹介したイーグルス。

　共演した「ならず者（デスペラード）」をお聴き下さい。

　チャック・ベリーの曲は、ビートルズ／ローリング・ストーンズのどちらにも愛されてます。

　代表作を一挙に。

「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」　ビートルズ

「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」　ビートルズ

　アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」収録曲。コンサートでのジョージの定番です。彼の日本公演でもアンコールで演奏されました。

「ロック・アンド・ロール・ミュージック」　ビートルズ

　「ビートルズ・フォー・セール」収録曲。１９６６年の来日公演でもこの曲がオープニングを飾りました。

　「かわいいキャロル」　ローリング・ストーンズ

　彼らのファースト・アルバムに収録。

「アラウンド・アンド・アラウンド」　ローリング・ストーンズ

　彼らのアメリカでのセカンド・アルバム「１２×５」に収録。

「リトル・クイニー」「かわいいキャロル」「放蕩むすこ＊」　ローリング・ストーンズ

（＊　チャック・ベリーの曲ではありません）

　１９７０年発売のライヴ・アルバム「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」に収録。カヴァーはチャックの曲が２曲も。

　洋楽の苦手な方には、空港を舞台にした歌謡曲でお楽しみ下さい。

「雨のエアポート」　欧陽菲菲

　個人的には「恋の十字路」「恋の追跡（ラブ・チェイス）」が好みですが、テーマに沿うとなるとこの曲。

　「銀河空港」　キャンディーズ

　彼女達の曲にしては、かなり歌謡曲寄り。「GOLDEN☆BEST」に収録。

　「北ウイング」　中森明菜

　空港を舞台にした曲では、知名度はトップかも。

　私は埋め込み無効の太田裕美さん「エアポート’７８」が、一番のお気に入り。作詞：松本隆／作曲：筒美京平の黄金コンビによる作品です。

　航空公園のある所沢市出身といったら、所ジョージさん。歌手が本業だと知る方はどれくらい？

　吉田拓郎さんのカヴァー「恋の唄」。

　オリジナルは未ＣＤ化。レコードではなく、ソノシートに収録されていた曲です。時代を感じさせます。

　１９７２年の松竹映画「旅の重さ」では、このメロディーがストリングスで奏でられてます。

映画「旅の重さ」

　「♪ハロー　ハロー　えぶりばでぃ」の回で紹介した、「今日までそして明日から」の別ヴァージョンが聴けます。

　主演は高橋洋子さん。初々しい秋吉久美子さんの姿も。

　アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌の歌手と同姓同名なので、お間違えのないように。

「残酷な天使のテーゼ」　高橋洋子

　栗山千明さん、水嶋ヒロさんが出演し、２００８年に公開された映画「ＧＳワンダーランド」にも、レコードの売り上げが伸びないとソノシート部門に左遷させるというくだりが。

　ザ・タイツメンの「海岸線のホテル」。オックスの「ダンシング・セブンティーン」と聴き比べてみて下さい。

　作詞：橋本淳／作曲：筒美京平という、まったく同じコラボよって作られた曲。製作者のセンスが光ります。

　映画の興行成績はイマイチだったようですが、音楽映画としてのレベルはかなり上なのでレンタルで是非。

　写真がありきたりな分、ＢＧＭコーナーで頑張り過ぎました。リンクを貼るだけでもかなりの時間を。

　写真と音楽、両方のバランスが上手くとれるのが理想です。それでは。

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