兵器という名の自由HTBE制空権制圧中目標地盗N入開始もうすぐ作戦が始まる。
内容は小型航空投下型海上上陸艇で降下後速やかに尖閣に上陸し防衛基地を築くこと尖閣海上降下5分前チェアタンク固定確認隊長からの声がヘッドホンから響く、へいへい声でけえよ聞こえてるって氷室は心の中で悪態をついた。
この暑苦しいステレススーツと自分が鎮座する２００型チェアタンクだけでも不快なのにあのミ声は苦痛に近い、ましてや昨日からガラクタの右足が痛みイライラしていた。
低空侵入中降下10秒前全員着水まで対ショックプロテクト作動氷室はスイッチを入れるとステレススーツは欠けた全身を守るため石のように固くなりピクリとも動かなくなった。
ただし、右手の人さし指だけはプロテクト解除ボタンの上にある。
降下ガタンという音とともに輸送機前方にGがかかりガタガタという振動が2秒ほどあったあと1秒ほどの静寂に続き叩きつけるような衝撃があった後、大きな波を切る音がして船体がゆらりゆらりと揺れながらまた静かになった着水完了吉田部隊合流地唐前進してくれ了解です。
着水した２０艘の同胞とともに氷室達を載せた上陸艇はディーゼルの咆哮とともに島に向けゆっくりと動き出したさて、わがクマさんチームはチェアのロックを外しアームユニット着用後、ハチを持ってスタービー 出会い系待機この隊長の声と共に隊員は動き出した。
もちろん移動は歩行機能がない隊員全員がチェアタンクというクローラユニットによるもので、船内にはカタカタとクローラの音が鳴り響いた。
さながらロボット集団のようである。
氷室は作業をしながらこの異様な風景になぜか全員が身障者という仲間意識と安心感を覚えていたみたいなえへ