十五陣・柳生十兵衛『登場人物紹介4・柳生宗冬』 | 武士道記

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武士道第十五陣本公演『柳生十兵衛』
稽古11回目!!

 

黒装束の刺客現る!?

 

そして躍り狂う!?


登場人物紹介その4
今回は柳生家三男「柳生宗冬


柳生宗冬(やぎゅうむねふゆ)1613~1675年
十兵衛の弟で宗矩の三男。大和国柳生藩第三代藩主
十兵衛と同じ母。通称又十郎

1628年三代将軍家光の小姓となり、後に書院番として仕えて300石を拝領する。
1646年父・宗矩の死によって、遺領1万3千石のうち8千300石を兄・十兵衛が、
4千石を宗冬が分割して相続し、柳生家は大名から旗本へと格下げとなる。
1650年十兵衛の死後、宗冬が兄の遺領8千300石を引き継ぎ

家督を相続することを許される(元の所領4千石は返納)。
1656年四代将軍家綱の兵法師範となり、1657年には飛騨守となる。
1668年1700石の加増により総石高1万石となり柳生家は大名に復帰した。

若年時は病身のために剣術よりも文学を好み
家伝の新陰流の稽古は怠りがちであったが

14歳の年に喜多十太夫の申学能の入神の芸を見て

反省すところがあり、以後剣術に精進するようになったという。
兄弟の中では異母兄友矩と親交が深く
新陰流の様々な術理について友矩の見解を書き留めている。
一方末弟の列堂とは険悪であったと言われている。

武士道第十五陣本公演
『柳生十兵衛』
4/8(土)14時/19時
4/9(日)13時/18時
4/10(月)19時
4/11(火)14時
武蔵野芸能劇場
チケット予約
http://bsd-web.com