劇場の二天一流! | 大次郎 侍心 SAMURAI-HEART

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サムライプレーヤー☆大次郎の直情系ブログ

武士道第八陣公演
宮本伊織~激情の二天一流~
武蔵野芸能劇場
無事に全日程を終了しました!


宮本伊織は昨年
同じ劇場で「宮本伊織~震える心~」というタイトルで
上演しております
どんなお話かは1年前のブログから
http://ameblo.jp/bsd-web/entry-11371558029.html
今回はその1年後のお話



大次郎は荒木又右衛門という役を演じました。
荒木又右衛門は史実(架空の話説も)で
寛永御前試合にて宮本伊織と引き分けています
第一作目ではプロローグのシーンで伊織と荒木の対決が
シルエットで描かれてます。荒木は劇団員の道畑がやっています。
 
今回のお話では、1年後の御前試合にて再び伊織と荒木が対決し
伊織が勝利します(後日談だけ)
これにより荒木は職を失ってしまい、流浪の生活を送る事になります。
渡世人七兵衛の賭場で金稼ぎをしようとするが、負けてばかり
ある日賭場に見知らぬ女が現れ、仕事の依頼をしかけます
女は篠原忍衆のひとり。忍衆を仕切る篠原家家臣正井から
宮本伊織抹殺の依頼
賞金は1000両を提示される
伊織へのリベンジと再起をかけて荒木はこの依頼を引き受けます
しかし、これには悪の謀略が及んでいた

一方宮本伊織は江戸のある土地に恋人の沙織と共に暮らしていた
ある日伊織の留守中に沙織は篠原の刺客に襲われる。
元篠原家の姫君である沙織の暗殺衆が再び現れた。 
そこに通りかかった三人の女が沙織を救う
女達はかつて宮本伊織をつけねらった闇桐生を名乗る暗殺隊
伊織に敗れた後、七兵衛の子分となり江戸に移り住んでいた
偶然の再会があって伊織と沙織は再び七兵衛の屋敷に居候することになる
七兵衛は賭場を切り盛りしながら蕎麦職人となっていた。

伊織との再会で元闇桐生の燕の心が揺れ動く
自分の人生を正してくれた恩人伊織に対して思いをいだくようになる
しかしそこにまた闇桐生の生き残り篝火が現れ裏切った燕を誘惑する
篝火は篠原家と手を組み伊織への復讐をたくらむ
そして燕が闇桐生に戻らなければ蕎麦屋の仲間達を皆殺しにすると脅す


荒木は正井たちに優遇されながら虎視眈々と伊織への復讐の日を待っていた
提示された暗殺方法は
武士としての正々堂々なる立合い
姑息な手段を使うのではなく武士なら武士らしく挑めと提示する
有無を言わず引き受ける荒木は伊織に果し状を出す
これを引き受ける伊織

数時間後、1対1の真剣勝負が繰り広げられる
互いに譲らないふたりだが
実はこの立合いは篠原が仕組んだ罠だった
伊織が荒木と相対している隙に
蕎麦亭が篠原忍衆の襲撃を受け、七兵衛共々子分達と沙織がなぶり殺しにされる
妻の芙美が伊織を呼ぶために生き残っただけ。


篠原の卑劣なやり方に伊織の怒りは頂点に達する。
荒木は再起のつもりが忍たちに利用されていたことに気付き
命を捨てる覚悟を決める
伊織と荒木が二人で篠原城に戦を仕掛ける

激情の二天一流が兵士たちをなぎ倒し
荒木の剣も忍達を斬り裂く
諸悪の根源 篠原家の家督正臣を亡き者とする

蕎麦亭の主と子分たちを失った芙美は哀しみに耐えながらも
強く生きることを墓の前で決心する
そこに着流しの荒木が現れ、七兵衛のそばの味を受け継ぐと誓う
蕎麦亭渡り鳥は芙美と荒木、燕で再建される

伊織はひとり旅立っていった
父武蔵の「道草を楽しめ…」という言葉の意味を探しに




そば職人になった荒木。衣裳は前作の七兵衛と同じ!!

ご来場いただいたお客様
応援していただきた方々
舞台に関わっていただいた皆様
誠にありがとうございました!!

次回は
『信長~魔王降臨~』
2014/1/30~2/22
彩の国さいたま芸術劇場だ!!
大次郎は服部半蔵だ~~!!!

デハ!!