イサです。

ジャック・ランスロ著

「26のエチュード」1番

理論のお話も交えながら

スケールとエチュードに挑戦してくれている

同じ進行具合の生徒さん2人。

なんとなく吹けるようになってきたところで

それぞれに

「この曲って、明るいと思う？くらいと思う？」

ときいたら

ちょっと悩んだ後に

くらい･･･かな？

と、ふたりとも

答えてくれました。

理論や経験にもとづいて

これはCメジャーだから

明るい曲だよ

って

言うのは簡単だけれども

音楽の三要素のひとつ

ハーモニーが無いこのエチュードには

厳密な正解なんて無いのかも。

なんて思ったら

どうして生徒さんが

「くらい」と思ってくれたのか

きちんと考えたくなった！

単音楽器の

マンツーマンのレッスンで

和声をイメージしながら吹くのは

なかなか難しい

ただ、たとえば

音程ひとつとっても

チューナーの真ん中に音を当てることは

ひとつの正解でもあるし

正解とは限らない時もある。

そんななかで

「わからない」ではなく

自分なりに答えを出してくれた

生徒さん。

わたしは今まで

1番は明るい曲って思っていたけれど

確かに　聴き方によっては

くらい曲にも聴こえるね、

じゃあ

こういう伴奏をつけたら

明るく聴こえるかな？

この音を足したら、くらく聴こえる？

なんて

生徒さんと音あそびしていたら

ちょっと幅が広がった◎

正しく伝えながらも

生徒さんの感性も大切に🍀

そんなレッスンを

心がけています🫰🏻

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