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SHIROSUGI~デザイン思考を診療に

若手歯科医の思考の足跡

先日、夜中の24:00頃から、



所属していたビジネスコミュニティのメンバーとskypeチャットをしていました。








そのビジネスコミュニティというのはAnomalyといって、



和佐大輔と久米元純という2人が主催している対話型ビジネスコミュニティで、



ビジネスを前提として自分の人生を作っていこうとしている人たちのグループです。








半年間の活動でしたが、すでにビジネスで成功している人とつながりをもて、



これからビジネスをしていこうという仲間と知り合いになれ、



ビジネスに関する様々な現場を知ることができ、



他では味わうことのできない非常に貴重な経験をできました。








さかのぼること2014年の1月下旬。



僕はビジネスの勉強がおもしろくなっていた時期で、



いろんなセミナーを受講し、いろんな教材を購入し、



その時もとあるセミナーに参加しようかどうか悩んでいました。








金額的に大きな違いはなかったのですが、



それでも単発では比較的大きな金額だったので、



参加しようかどうか悩んでいたのを覚えています。








僕の欠点の一つに学ぶことで満足してしまう癖があって、



それまでいろんな勉強をしてきていたのに、あまり行動が伴っていない、



これを勉強したけどあれがまだ足りない。それができるようになるまでは始められない。



なんて言い訳をしながら、セミナー受講を隠れ蓑に、行動しない日々が続いていまいた。








それでもどこかで信じていたんだと思います。



勉強していればきっと答えが見つかって、



自分でもできるようになる日がくるって…。








でも当然ですがそんな日はやってきません。



自分の人生を変えるのは自分自身でしかない。



このまま行動できないままでいっていいのかな。



自然とそう考えるようになりました。









多くの人がセミナーを受けたり何かを勉強したりするのは、



あくまで自分の生活を、いまの自分を変えたいからだと思うのですが、



僕は受けるだけで満足してしまい、現状何も変わらないような状態でした。



そんな中で今まで通りセミナーを受講してたのでは何も変わらない。








でも受けたいセミナーだしなぁ…どうしようかなぁ…



なんて思っていた時に、登録していた和佐さんのメルマガで



Anomalyの募集がきたのです。








Anomalyっていうのがあるのは知っていました。



それでもどんなことをしているのかはわからない、



和佐さん以外、誰が来るのかもわからない、



そんなよくわからないイメージを持っていました。








一つは、確実におもしろい知識が得られるセミナー。



もう一つは、対話型のコミュニティっていうなんだかよくわからないコミュニティ。



実力も実績もある和佐さんが主催しているとはいえ、



いままでの僕ならセミナーの方を受講をしていたと思います。








それでもその時の僕は「行動」にフォーカスしなければいけない。



知識を得るのはもう十分だ、行動しなければ、せっかく学んだ知識も無駄になってしまう。



そう思っていましたし、どこか気持ち的にせっぱつまったものがあったのを覚えています。



あとは直観に従い、なんとも怪しげな対話型コミュニティへの参加を決めたのです。








…そんなAnomalyでは、多くの人と出会うことができました。








ネットで有名だった和佐さんをはじめ、



ビジネスで成果をあげている人たちとつながりを持てましたし、



これからビジネスをして自律してこうとしている仲間を得ることができました。



半年間の活動期間でしたが非常に多くのことを学ぶことができました。








そんなAnomalyで出会った仲間の一人、通称りある。



彼から連絡が来たのは時間にして夜中の23時頃。


「元気してるー?最近調子はどう??よかったら話さない??」



みたいなノリで24時頃にskype開始。







いまどんなビジネスをしているのか、そのためにどんな準備をしているのか、


いまどんな位置にいて、なにか悩み事はあるか、などなど、



現状報告とともに相互コンサルのようなやりとりになりました。








彼はブログやサイトのデザインの仕事をメインに据えて、


クライアントのビジネスの設計を一緒に考えるコンサル型デザイナーで、


僕は生理学や脳科学をベースに据えたコミュニケーションに関する情報発信をしていて、


最終的に人の可能性を最大にできるような世界を目指して活動しています。


もちろん歯科医療に従事するときもこの視点は忘れずにいます。








僕と彼は正反対の感覚を持っていると思っていて、


僕はロジカルな捉え方をするのに対し、


彼は非常に感覚的な捉え方ができるタイプです。








そしてお互いに共通しているのは、


相手の話を聞くことで本質的な部分を引き出して形にしていく。というところ。



つまり同じスタイルを取りながら、そのスタンスは正反対。


だからこそお互いに見えないものが見えている。


それは自分の世界を新たに広げてくれる視点でもあるんです。



だからおもしろい。








物事を深く正確に見るということは、


それはなるべく多くの視点で対象となるものを切り取ってみるということだと思います。


コップを底から見たら円形、でも横から見たら長方形。


じゃあ斜めからみたら?上から見たら?30°の方向から見たら?70°からは??…


視点が増えれば増えるほど、コップをどんどんなめらかに見ることができるようになるわけです。








自分ひとりでの視点では限界があります。



だからこそ、人との対話に価値がある。


自分の持っていない視点を相手が提供してくれることで、


自分のものの見方、見ている世界が広がっていくというところにです。








この基本的で、でも本当に大切なことを教えてくれたのが



Anomalyだったと思っています。








人生の質なんていうと大げさですが、



人生は自分の周りにどんな人がいるかで決まると思っています。


人は社会的な生き物だなんて、今更言うまでもないですが、


社会的=人間関係とすれば、人は人間関係の中でしか生きられない生き物だということです。








であるならば、



人生の質は、人間関係の質とダイレクトに比例すると考えていい。


ならば自分を下げるような人たちと付き合うのではなく、


自分を成長させてくれるような仲間、一緒に頑張っていこうと思える仲間、


そんな人達が周りにいてくれる方が楽しいに決まってますよね。







あなたはどうですか??


あなたの周りはあなたの鏡写しです。


あなたの周りがつまらなさそうな顔をしているのであれば、


それはあなたがそういうつまらない顔をしている可能性が高い。








勤務しているドクターやスタッフの行動にイライラしていませんか?


患者さんの無理な要求にストレスを抱えていませんか?


思い通りにならないことに無愛想な表情をしていないでしょうか??


そうであるなら人間関係を見つめ直してみる必要があるかもしれませんね。








僕はAnomalyに入ることでそういう仲間を得ることができました。


これからも自分の人生を楽しんでいくために、



そういう仲間をどんどん増やしていきたいと思います。







そんな生き方、楽しいと思いませんか??

新人の衛生士と一緒になった帰り道、



彼女がこんなことを言ってました。








「最近いろいろできるようになってきて楽しいんですが、



なんか違うような感じがするんですよね。



何かいけてないというか、うまくいってないというか…」








なんてつかみどころのない悩みを話してくれました。







相談なのかどうなのかよくわかんないですし、



そもそも勤務しだして7か月くらいの新人が何を言ってるの、



って感じもするんですが、



それはさておき。








もう少し突っ込んで聞いてみると、要はこういうことでした。








「いろいろできるようになってきたのは楽しい。



でもその分できないこともたくさん出てきてる。



だからもっと勉強したい。



でもそれが今の環境ではそういう空気感がない。



現状に安心してしまって、新しいことを学ぼうという人がいない、



安定している現状に満足してしまっている。それが自分には居心地が悪い、



こんな私はどうしましょう?」








この感覚をこの年齢で感じられるっていのは非常にすばらしく、



将来有望感がひしひしと伝わってきます。







人はもともと変化を嫌うようにできています。



言い換えると、なるべく安定した状態、バランスのとれた状態を望みます。



いったん安定した状態に慣れてしまうと、そこから動こうとしにくくなりますし、



動いている人が止まろうとしても、結局何かのきっかけで動き出してしまう。



そういうふうに、現状維持を人は求めるようにできています。








さて。








彼女の場合、彼女は動きたいと思うようになったのと同時に、



止まっているという現実に違和感を覚えるようになっていました。



なんとかしたい。しかしなかなか動けない。








彼女の職場の環境が動かない人たちばかりであるためそこに引っ張られてしまう、



友人に話をしてみても、それほどがちがちで勉強していたくないと言われてしまう、



周りを見渡してみると自分が動こうとする向きと反対の力がかかってしまう。








彼女の勤める歯科医院の中では、



「動かない」という状態が安定しているとされいてる場でした。



その場の中で一人動きたいと思っている人=エネルギー値の大きな人がいる。



そうすると、そのエネルギー小さいうちは雲散霧散して消えてしまうわけです。








これって非常にこわい状態だと思うんです。



何かをしたいと思ってもエネルギーが小さいうちは動きにくい。



エネルギーが小さいうちに何かをしようとすると、



エネルギーが分散されて動くためのエネルギーが足りない。








つまり、何かをしようとしても、



現状維持の力が働いている環境の中では、



せっかくのエネルギーも周りの環境に引っ張られ薄められてしまう。



結果として動けなくなってしまい、臨まない現状維持を強いられることになってしまうのです。








ここで彼女の中に一つ最大の問題点が潜んでいました。



それは何か?それは…








彼女は周りを変えようとしていたのです。



どうやったら周りを動かすことができるのか、



どうしたら周りの人がいろんなことを学ぶ姿勢をもってくれるだろうか。



つまり、焦点が自分ではなく、相手に向いていたんですね。








これだとなぜいけないか。



それは彼女はなんとかしたいというそのエネルギーを、



自分の行動のためではなく、周りの人を動かそうという方向に向けていたのです。



これだと、もとに戻そうとする力に負けてしまい、エネルギーは薄れていってしまいます。








じゃあ彼女はどうしたらいいのか??というと、それは簡単で、



「さっさと動いてしまえばいい」んですね。








好きな勉強会に行ってみるもいい、おもしろい人と話をしてみるでもいい、



どこか旅に行ってみるでもいい、ネット上で情報発信をしてみるでもいい、、、



どんなことでもいいですが、自分の行動にエネルギーを注ぎ込むべきなんです。








そして行動をすることで行った先にこそ、



自分の本当の仲間になるような人たちがいるはずです。



自分と同じように考えた結果、同じ勉強会にさんかしている、という人はいるはずです。



でしたらそういう人は、自分と同じような感覚を持っていて、



腹をわって話ができる仲間であるはずなんです。








ももクロの「仮想ディストピア」。



その中で、



違和感や痛みは脱皮のタイミングかも♪



なんてありますが、僕も実にそう思います。








現状に違和感を感じたのなら、それは行動のタイミングだと思います。



わかってくれる人が周りにいないと嘆くのなら、まずは行動してみる。



動かずして仲間を探すのはナンセンスです。



動くことで、その先の世界に、自分と同じ価値観を持った”仲間”がいるはずですから。