前回の記事に ちょこっと書きましたが
昨日(11/12)『東郷青児展』に行って来ました


美術館に行くのは 久しぶり
しかも 日本人画家の作品展は 初めてかも

行きたいなぁ〜と思い続けて 公開最終日に ギリギリ間に合いました

早めの時間に着いたので 日曜の最終日にしては ぎっしり混んではいなくて良かった

一度観て回った後 好きな絵に戻ったりしてゆっくり観ることができました


美術館内は 撮影禁止なので
この絵は 美術館のサイトから拝借
{669FB616-92EA-4DE2-A528-38D37C7E80F3}
《若い日の思い出》1968年
油絵、キャンヴァス/損保ジャパン日本興亜 所蔵




東郷青児 生誕120年の 特別回顧展だそうで 西新宿の 損保ジャパン日本興亜美術館で開催されました
{5F369D7D-D276-4985-9853-F6F0D22E44AB}


美術館の入口なら 撮影OKですカメラ
{7C448ED2-C964-41EB-A059-5A8DCE749859}

コレも入口にある
{74ADF7CF-1DBD-4E91-99DB-08D99AC8EC07}
ん?本物⁇ 美術館内の ガラス張りの中に《ひまわり》があるので コレは複製品だと思う!



入口を入ると 初個展に出品したという作品群

東フィルの練習所で 実際に奏者を見ながら描いたらしい《コントラバスを弾く》(1915年)があって
東郷青児とオーケストラとの繋がりが 今ひとつ理解できないまま始まります

(当時 東フィルの首席指揮者は山田耕筰だったそう)


その後は 二科展に出品した作品など
損保ジャパン日本興亜の所蔵品の他に 鹿児島,長崎,大分,広島,名古屋からの所蔵品も並びます


激動の時代に フランスへ渡った東郷青児は ピカソやゴッホに影響を受けます

確かに ピカソのような 抽象画もありました


帰国後は デパートの壁画や 浴場のモザイクタイル絵,
緞帳,雑誌や書籍の扉絵など

額縁に入る絵だけでなく 様々な作品に取り組んでいます


都内の下北沢で 宇野千代さんと暮らしていた事は有名ですが
東郷青児 装丁の 宇野千代さんの書籍も多数ありました


東郷青児の油絵は 大正から昭和の時代にしては 特別な画法で まるで印刷のよう

でもよく見ると ウェーブのある白い髪に 筆の跡があります

髪だから わざとかも

写実的ではない美人画は 可愛らしくてとても好きです


記念に ポストカードを買いました
{4B31315A-6E9B-4763-B06B-2DC8878A2245}

左上から時計回りに
*《平和と団結》1952年,《星座の女》1944年,《望郷》1959年,《四重奏》1955年,《蝶》1969年


*《平和と団結》は 京都朝日会館の壁画の 原画(キャンヴァスの油絵)です

会館の外壁に 足場を組んで描かれたので 破損が激しく 今はもう取り壊されたと説明書きがありました
残念ですね



2017/11/13(月)の天気
台北    24.3℃ ~ 21.2℃
東京  16.5℃ ~ 7.6℃
 昨日 晴天だったとは思えない 冷たい雨