ニュースやネットでも話題になっていますが、
JR横浜線の踏切内で、老人男性が倒れ、
助けようとした女性が、亡くなってしまうと言う、痛ましい事故がありました。
話を聞いていると、本当に持てる力を振り絞って必死に助けたのだと思います。
ご冥福をお祈りします。
しかし、いつも思うのですが、こう言う危機的な場面には絶対に遭遇したくないものです。
助けられる可能性がなければ、あきらめるしかありませんが、
助けられるかも知れない状況だったら、考えるよりも先に身体が動いてしまうと思うのです。
数年前の話しですが、
上野駅で、山手線に乗ろうとホームで待っているときの事です。
私の前に、小学校4年か5年生くらいの女の子と、その母親がいました。
電車が来て、乗ろうとしたところ、電車とホームの間が広く開いています。
母親は先に乗ったのですが、
女の子がよそ見をしていて、ホームと電車の間に落ちてしまったのです。
辛うじて、電車の床に手をつき、必死にこらえている状態です。
その時私は、考える間もなく反射的に、
女の子を引っぱり上げていました。
その瞬間、「あれっ?」と思うほど全く重さを感じなくて、
空の段ボール箱を持ち上げるくらいな感覚だったのを覚えています。
しかも、その時私はカメラバッグを肩からさげており、
カメラ2台にレンズ3本、ストロボも入っていたので重かったはずなのに、
一度しゃがんで、ホームより低い位置から女の子を持ち上げて、電車に乗せてあげたのですから、
これが、火事場の馬鹿力なのでしょう。不思議な体験でした。
昼を過ぎた時間帯で、ホームにはほとんど人がいない状況、
しかも、女の子の母親も全く気が付かなかったようで、
もし、私がその場にいなかったらと思うと、ゾッとしましたが、
とにかく、何事もなくて良かったです。
人生、いつどこで何があるか分かりませんが、
突然命を落とすような事は、絶対にいやですからね。
気を付けましょう。