シャープ・ド・ブラジル/エプコム、グラジエンテ、CIEL(ACVS)など、南米最大のMSX大国で有名なブラジル。
そんなブラジルのお隣にあるのがアルゼンチン。正式な名称はアルゼンチン共和国だ。
実はそのアルゼンチンでも過去にMSXが販売されていた事はあまり知られていない。
ブラジルの言語はポルトガル語であるがポルトガルではあまりMSXの話は聞かない。
アルゼンチンはスペイン語である。
スペインでは独自のMSX文化が花開いている事は良く知らているが、アルゼンチンでも独自のMSX文化が存在している。


実はアルゼンチンで有名なのはタレントという名前(ブランド)のMSXだ。
この talent というMSXは MSX1とMSX2があり、アルゼンチンのテレマティカ(Telematica S.A.)という家電メーカーが開発・販売していた。
ハードウェア的には韓国のデーウーのMSXを基に開発されており、ロゴのカートリッジと共に学校教育で使われていたらしい。なぜロゴがアルゼンチンの学校教育で使われていたのか不明だ。
特にTPC-310というMSX2はビデオディジタイザー/スーパーインポーズのモジュールとも組み合わせる事ができたらしい。また、アルゼンチン(PAL)とチリ・ウルグアイ(NTSC)の切り替えスイッチが付いていたらしい。
因みに私の記憶が間違えていなければ、スペインのMSXではパスカルという言語がよく使われていた。
タレントはMSXとかMSX互換機といわれています。たぶん著作権の関係からなのでしょう。アルゼンチンもスペインも同じスペイン語なのですが、アルゼンチンのタレントがスペインに上陸していない理由はこの辺にあるのだと思います。ただ販売に関してはマイクロソフトと契約を結んで販売されたらしい。
スペインではフィリップスのMSXが主流でしたが、タレントはアルゼンチンだけでなくチリ、ウルグアイという国でも販売されていました。これらの国の共通項はスペイン語です。
アルゼンチンでは、このタレント以外にもSVI(スペクトラビデオ)や東芝のMSXも上陸していたらしい。
2026年の現在でも、Grupo MSX & ZX Argentina というグループも確認されており、一度アルゼンチンのMSXフェアにも行ってみたいものです。
MSX万歳!MSXコミュニティ:アルゼンチンにおけるタレントMSXの歴史の隠れた側面