仕事から帰って「次はどこに行こうか」と複数用意しているプランを眺めていると「竹岡式ラーメン」が無性に食べたくなってしまったため、深夜2時に出発することにしました。
去年に内房の浜金谷から館山を通り九十九里・銚子と房総半島を一周(ここ)したのですが、まだ千葉~浜金谷は行ってなかったんですよね。しかも見ようと思っていた『黄金井戸』は3~5月がお勧めとのこと。
もともとのプランでは始発で千葉から出発する予定でしたが「深夜2時から出発すれば昼頃には竹岡ラーメンが食べられるはず…」と、初のナイトライドをすることにしました(学生時代はやったことありますが)

今回はC-Bagは使わずリュックスタイルです。ナイトライドなのに装備はライト1つ…法律的にはクリアですが安全面から言うと、う~んって感じですね。まぁ夜間帯に走るのは都内なので街頭も多く、徐行なら大丈夫でしょうと出発。
ナイトライド…いいですね。ほんとに車が少ないです。ほとんどタクシーとトラックのみ。通行人もほとんどいない。快適です。
鼻から下を覆うようなマスクをしてるからか、巡回中のパトカーや自転車乗ってる警官にジロジロと警戒されながら夜の都心部を進みます。
神田川付近では夜桜も。

そろそろ桜も開花の時期ですね。昼の桜もいいですが、個人的には人のいない静かな夜に眺める夜桜が好きです。
途中、飯田橋辺りが工事中などにより道を見失い、市ヶ谷に行ってしまいましたが、靖国神社の前を通って何とか元の道へ。途中で浅草橋あたりを左折して蔵前橋通りに突入。
4:30頃に平井大橋到着。夜景が奇麗です。

小岩のあたりを通過し、蔵前橋通りから千葉街道となります。
5:00頃に江戸川を通過。ここから千葉県に突入です。

空も段々と明るくなってきました。

5:37分頃に日の出が…う~ん。夜明けはいいですね。まぁ大通りは昼夜関係なく車も走っているので、徐々に町が動き出すような感覚は田舎よりないですけど。
ひたすら千葉方面に進み幕張付近。出発から4時間経過。さすがにお腹が減ってきたので国道沿いの「すき家」で朝食。『まぜのっけごはん朝食』(320円)をいただきました。
幕張から検見川の間の『花見川』を発見。

花見川CRは学生時代かなり使ってました。生まれも育ちも24年くらい住んでいた場所なので、ここらへんもかなり色んな思い出がある場所です。小中高の時や大学時代なんかを思い出し、かなり懐かしくなりました。もう4年くらい実家には帰っていないので、今年あたり帰ろうかな?
せっかく実家付近に来たにも関わらず家には寄らず、千葉方面を目指します。今は実家より「竹岡式ラーメン」です。
7:00頃に『千葉市役所』到着。

ここからは国道357号・国道16号「東京湾岸道路」に入り南下していきます。このあたりは道も広く走りやすいです。ただしトラックも多いです。なんせ右手側はすべて工場。さすが京葉工業地域。

ちょうど出勤時間帯と重なったのか、自転車や車で工場に入っていく人がたくさんいました。道路はほぼ直線。信号も少なく最高なんですが、いかんせん景色が…
9:00頃に木更津市突入。

この内房は大学時代に千葉県一周をした際に通ったこともあるので実に12年ぶり。途中の歩道橋などで「あぁ~昔、荷物満載のMTBで階段上がるの苦労した」と思い出すことも。
このあたりはアクアラインがあるので、観光バスやら高速バスもちらほら…自転車もアクアライン使えるようになると絶対楽しいのに。
途中で国道16号から間違って国道127号線に入ってしまい坂道に苦労したものの基本的には真っ直ぐ進みます。

まぁ~それにしても殺風景。道中にはコンビニも自販機もないので燃料補給には注意が必要です。今回は途中で買っていたチョコパンを定期的に頬張りつつ進んだので結構体力に余裕があります。

富津のあたりでやっと海が見えました。漁港があるらしく近くのお店では海産物メインの定食屋っぽい店がいくつかありました。時間的にまだ営業してないところが多かったですが。

10:20 そして今回の目的地の一つ。『富津公園』到着!!
ここはプールがあったり広大な公園のようですが目的はこれです。

『明治百年記念展望塔』です(自宅に帰ってから調べたら今年の3月末まで補修工事中だったみたいです)
独特な形の展望台。1つ1つ段になっているところにはカップル用みたいに2つの椅子が置かれていてデートにはいいんじゃないんでしょうか?独り身の自分には関係ないですが。
この時点ですでに走行距離100km超、出発から8時間以上。朝食を食べた時間以外はほぼ休みなく走って結構疲れてるんですが…「これは登らないといけないでしょう」…という訳で頂上まで登ってみました。

対岸に見えるのは三浦半島ですかね?去年に三浦半島から房総半島を眺めましたが、今回は房総半島から三浦半島を眺めます。
ちなみに反対側はこんな感じ

地図で見るとわかるんですが、この富津公園は真っ直ぐ突き出た場所にあるんですよね。公園内なので車も少ないし直線も長いし走るにはとてもいい場所だと思います。ロードの方も数人見かけましたし、リカンベントみたいな手でハンドルを回す(ハンドサイクルというらしい)タイプのに乗ってる人もいました。
第一の目的地をクリアし、国道465号を通って再び南下します。
途中、大貫・佐貫という地名のあたりで逆走してるのでは?と勘違いして何度もスマホのGPSを確認するハプニングもありつつ次の目的地に到着。
12:05『鈴屋』到着。

ちょうどお昼時ともあって数人が並んでいました。店内は結構広いんですがお客さんで満席。さすが人気店です。
そして注文したのは『チャーシュー麺』(850円)

大盛りのネギと醤油の香りが食欲をそそります。
実は「竹岡式ラーメン」を食べたい!と思って出発したにも関わらず、かなりの距離を走って疲れていたため食欲があまりなく「スルーしようかな」とも思ってたんですが、食べてみるとどんどん箸が進みます。
色は濃いですがあっさりしていて写真には写っていないですがチャーシューがでかい、脂身が柔らかい、うまい!と最高でした。
竹岡式ラーメンは、醤油ダレに麺茹でに使用した湯を入れるという出汁を使わないラーメンらしいです。このお店は『ろんぐらいだぁす!ツーリングガイド』でも紹介されてたんですよね。いや~入って良かった。
12:30頃にはチャーシュー麺が売り切れてたんで行くなら早めをお勧めします。
ここから行きたい場所が2か所あるんですが目と鼻の先です。
一つ目が『燈籠坂大師の切通しトンネル』

入口はこんな感じなのですぐにわかると思います。結構な坂を登ったらすぐトンネルが。

でも目的はこのトンネルではなく、トンネルを抜けた右手側にあるこちらのトンネル!

思わず「うおぉ~」と感嘆のため息がでてしまいました。周りには人もいないので静か、正面には太陽の光があってとても幻想的です。何枚も写真を撮ったり、ぼーっとして雰囲気を楽しんだりと最高でした。

トンネルを抜けた先には燈籠坂大師というのもあったので、急な階段を何とか上りつつお参り。

帰りには国道のところでバイクに乗ったおじさんに「手掘りのトンネルはここらへんですか?」と尋ねられました。知る人ぞ知る秘境ですね。
そして2つ目がここ『黄金井戸』(こがねいど)

なんとも仰々しい名前ですが、天然記念物「ヒカリモ」の群生地となります。国道沿いなんですぐわかる場所にあります。そして黄金井戸がこちら。


写真でどこまでわかるかわかりませんが、ほんと『黄金』です。名前に偽りなし!正直期待以上でかなりビックリしました。これは一見の価値ありです。3-5月が良いらしいので4月に行ったんですが正解でした。
(ちなみにそれ以外の時期だと普通の井戸のようです)
道中ではこんな謎の洞窟も…房総半島恐るべし。

見学したい場所はすべて回ったのでフェリー乗り場に向かいます…が、途中で急にお腹が…
実は今年の初めに山伏峠をリタイアしたのが悔しく「まずはこの中年太りから学生時代の体重に戻そう」とダイエットをしていた関係もあり、1か月以上ぶりに脂身たっぷりのチャーシューを食べたため胃が驚いたのかもしれません。
これはやばいと冷や汗をかきつつ、道の駅とかお店ないかなと探していると大きな駐車場のお土産屋さんを発見。助かった…

トイレに行きつつ、お土産を購入。『海辺の湯』という場所で、その名の通り日帰り温泉がありました。宿泊もできるようです。深夜から走りっぱなしで11時間。汗だくなのでついでに温泉に入ってみました。
入浴料(750円)、タオル・バスタオル(340円)。露天風呂は内房の海が見えていい感じでした。疲れた体に温泉は最高ですね。
ここからフェリー乗り場まではすぐ。せっかくの湯上りで気持ち良いので汗をかかなりようにゆっくり走ります。そしてフェリーで久里浜へ。今回は手荷物として輪行で乗りました(かなり疲れていたため写真なし)
ブロンプトンで初の夜間走行。しかも最長距離138キロとなりましたが、ご飯も美味しかったし秘境も楽しめて最高でした。
・走行距離:138.5km
・平均時速:17.2km/h
・走行時間:8時間02分
・旅費:3,570円(食事1270円、飲料:260円、交通費2040円)