大昔、中古のワゴンセールかなんかで買った、PS用ソフトです。ある方のブログに触発されてやってみました。

 

 公式ガイドブックがあるにはあるようなのですが、わざわざ買う気にもならないので、自力でやってみます。

 

 このゲームの特徴は、タイトル通り釣りゲームなのですが、メジャーなものの多くはブラックバスに絞っているのに対し、日本で釣れるメジャーな淡水魚の多くが釣れるところにあります。ソウギョからタナゴ、シナノユキマスなんてものまで釣れます。また、多くのバス釣りソフトとは違って、ファイトに重点が置かれていないのも珍しいですかね。

 5mの竿でタナゴを釣るとか、ソウギョを釣ろうと餌を葦にすると、コイまで釣れちゃうとか、リアルの釣りをした人からは突っ込み所満載のソフトなのですが、そこはゲームと割り切って楽しみます。

 

 釣りのスタイルとしては、5種類用意されています。

 最初の二つは、釣りゲーの王道、ルアー。これは、湖沼で釣るのと、渓流で釣るのとで分かれています。個人的には、一緒でも良かった気がするのですが。スプーンとかスピナー等の、マス釣りに威力を発揮するルアーが、渓流でしか使えないってどうよ。

 三つ目は、フライフィッシング。これは珍しいか? 

 四つ目は、湖沼での餌釣。フナや、タナゴとかモロコ、子供の頃の釣りでおなじみのが釣れます。

 最後に、渓流での餌釣。これが、このソフトの最大の売りではないでしょうか? かなり力を入れている気がします。

 

 で、当然、その釣りの仕掛けを買うのにもお金がかかりますが、各種のスタイルに応じて、最低限の初期装備と、ルアーとかエサが用意されています。そして、魚を釣れば買い取って貰えます。

 例えば、渓流の女王、ヤマメとかだと、一匹1000円。でかいのだと数千円くらいになります。ですが、外道とされるウグイとかなら100円です。ウナギが一匹200円って設定には、おい!って言いたくなりますがww

 

 また、これも釣りゲームでは御馴染みですが、釣り大会がイベントとして用意されており、優勝すれば賞金が出ます。

 四月には、北海道でイトウ釣り。これは最大体長を競います。

 六月に奥只見湖でイワナ釣り。これも、最もでかいのを釣った人が優勝。

 九月に、奥多摩でイワナとヤマメ。これは、大きさ関係無く、その日一日で釣った、イワナとヤマメの合計数を競う。

 十月に、河口湖でブラックバス。ゲームでは総合重量と表示されていますが、釣った中で最も重い奴のみで勝負。

 最終的には、この四つの大会で優勝するのがこのゲームの目的らしいですが、そんなのには関係なく、全魚種コンプとか、珍しい魚(レイクトラウトとか釣れます)を狙うとか、個人的な楽しみ方をするのがいいかもしれません。

 

 

 ということで、早速攻略開始。

 

 先ずは渓流釣りから。

 これが、最も簡単に金を稼げます。

 

 やれば分かるのですが、各渓流にはそれぞれ、浅瀬とか、トロ場とか、数種類のタイプがありますが、基本はどれも一緒です。

 

 このゲーム、どうやら、何処の釣り場でも爆釣ポイントが設定されているようで、そこを見つけて餌を投げれば、簡単に、イワナとかが釣れます。但し! 川によって難易度も設定されているようで、奥多摩のように難易度の高いと思われる川だと、餌の種類が問われます。状況に合った餌でないと、外道(アブラハヤやウグイとか)しか釣れません。

 

 また、爆釣ポイント以外でも、朝と夕方、日に2回、いきなり泡立ちのような表示が、ゲーム内時間で数十分程画面に出ますが、そこも一時的な爆釣ポイントです。もっとも、大会では出現しないようです。

 

 では、どうやって、その爆釣ポイントを探すかなのですが、こればかりは、とにかく、怪しそうなポイントを虱潰しにするしか、手が無いようです。

 自分の場合は、餌釣りで探しました。適当な仕掛け(道糸2号、ハリス1.5号、ヤマメ針2号くらいか?)で、外道でも何でもいいから、連続でヒットしたところを、餌を変えながら重点的に攻めます。ヤマメ、イワナ、ニジマスのどれかが、連続でヒットしたら、そこが爆釣ポイントでほぼ確定でしょう。設定の易しいと思われる川だと、餌も何でもいいようです。午前中だけで5万は軽いです。 ちなみに、わざわざ遠くから泳いできてヒットするのがいますが、これは判定には含めません。100%と言っていいほど外道ですし。

 

 しかし、設定の難しそうな川(奥多摩)とかだと、すぐに、外道ですら釣れなくなります。

 その場合は、餌や仕掛けを変えるしかありません。最初イクラでヒットしたのであれば、キジ、サシ、ブドウムシ、とにかく全ての餌を試します。爆釣ポイントに放り込んで無反応ならば、その餌は外れです。外道が釣れた場合は、釣れなくなるか、4~5回試します。また、たとえ釣れても、すぐに釣れなくなりますが、9月の大会だと数釣り勝負なので、面倒ですが、これしか手が無いようです。勿論、一つの餌で釣れる数には限度がありますので(やれば分かる)、餌釣りだけで大会を優勝するのは不可能でしょう(優勝ボーダーは40匹)。体感、本命が釣れる割合は、5~6分の1です。外道しか釣れない餌もありました。糸を細くすれば釣れるのかもしれませんが、時間ばかりかかるので、試しませんでした。

 

 優勝狙いであれば、全ての餌と、フライの疑似餌、全種類揃えて挑みましょう。ルアーでもいいのですが、釣り上げるのに時間がかかります。やり方は餌釣と一緒です。時間短縮のためにと、最も太い糸でやりましたが、充分釣れます。釣れなかったフライは即交換。ちなみに、フライの場合、疑似餌が合っていれば、爆釣ポイントでは、かなりの割合でヤマメとかがヒットします。

 

 後述になりますが、このゲーム、フライが最強。いや、フライが無ければ、大会での優勝はかなり厳しいと思います。

 

 後、合わせ損なった場合も、何でもいいから、一度仕掛けを変えてキャストしてから、再び仕掛けを戻します。そうしないと、暫く(数キャストくらいか?)は本命は釣れません。また、あまりアクションを加える必要は無いようです。少し待って反応が無い場合、1~2度竿を振るくらいでしょうか?

 最後に、奥多摩の爆釣ポイントは、右手奥の、最も窪んでいる場所です。

 

 

 湖沼での釣り。

 

 これ、本当に大変でした。これも渓流同様、爆釣ポイントを餌釣り探しました。但し、ここまでしても、自分ではかなり疑問です。

 ですが、何も知らずにルアーで攻めると、ナマズの爆釣に悩まされるのは必至です。

 

 先ず、目印がある湖が少ない!

 ちなみに、目印がある湖には、渓流同様、爆釣ポイントがるようです。河口湖の場合は、一番右の杭の周辺です。

 そこにフライを投げ込んでいれば、大会の優勝もそう難しくないかもです。やり方は渓流と一緒。釣れなかったフライは即交換し、釣れなくなるまで試す。

 

 そして、全く目印の無い湖の場合は、どうやら爆釣ポイントではなく、爆釣ライン、ないしはエリアのようです。これは、まだまだ検証不足ですので、かなり怪しいのですが、ルアー釣りのことを考えれば、こんなもんかなと思っています。

 

 北海道のかなやま湖の場合は、正面に投げて、初期配置の左手、少し窪んだ場所のちょい右、9.5~8.5mくらいか? これも、フライを交換しながらやれば、イトウのメータークラスが、午前中だけで数本上がります。最高1m70cmでした。ちなみに大会では、数投目に1m30くらいのが釣れたので、そこで納竿して優勝。なんともあっけない。

 奥只見湖の場合は、それより、少し右、初期配置の辺りくらいか? 距離は一緒。

 中禅寺湖は、最も左から、ちょっと右くらい。レイクトラウトが爆釣できました。最高1m10cmくらいだったっけ。

 

 湖の場合、爆釣ポイントをフライで攻めると、必ずと言っていいほど鯉が釣れますが、これは必要経費と思って諦めましょう。わざと合わせないでいても、必ず次に来ます。釣り上げないと、他の魚が釣れません。どうやら、湖の場合は、同じ仕掛けだと、釣れる魚の順番が設定されているようです。なので、河口湖のバス釣り大会でも、ランカーを合わせ損ねて悲観する必要は無さそうです。

 

 最後になりますが、湖沼の爆釣ポイントでは、餌釣でも、ちゃんとイワナとかヤマメが釣れます。但し、餌釣の場合、釣れるサイズが小さくなるようです。フライに比べると、7割程度でしょうか? しかし、これも検証不足です。最初、初期設定のフライでやった時は、小さいのしか釣れませんでした。いい竿だと、でかくなるのかも?

 

 

 まとめ

 

 餌釣の場合、爆釣ポイントを見つけないと、殆ど釣れない。

 

 爆釣ポイントの定義(私個人の独断と偏見による)は、魚種を問わず、連続で入れ食い現象が起こる地点です。餌の着水地点のすぐ側から魚が現れます。(川によっては、例外もあるかも。泡立ちポイントでは、遠くから来る奴で、サケ科爆釣ってところもありました)

 

 爆釣ポイントで起こる現象

 

  1  連続でサケ科の魚、ないしは、鯉、ブラックバスが釣れる(設定の易しいところだと、かなりの高確率)。オショロコマは微妙です。

  2  餌、ルアー、フライが合ってさえいれば、ランカーサイズが高確率で来ます。

  3  適切なタックルであっても、打ち止めすることがある(外道ですら釣れなくなります)。その場合は、他のタックルで試す。これも、時間を置くと復活したりするので、まだまだ検証不足です。水温とかも関係あるのか?

  4  合わせ逃すと、暫く釣れなくなることがある。なので、数釣り大会の場合は、合わせの失敗は禁物です。

  5  設定の難しい場所だと、糸を細くすれば釣れることがある(道糸1.2号、ハリス0.8号、ヤマメ針2号くらいでしょうか?)。

 

  * 川の設定の基準も、独断と偏見です。奥多摩、球磨川とかは高難易度。東北、石川福井エリアは易しいと思います。

 

  * 大会での感想ですが、奥多摩での大会が最もハードでした。ですが、前述のやり方で50近く釣れました。ただ、もっと簡単な方法がありそうなものなんですが(汗)。最も易しかったのがイトウ釣り。バス釣りは、ボーダーが5kgなので、結構厳しかったです。何れにせよ、優勝クラスのはそうそう釣れないので、運次第ですね。

 

 

 色々と偉そうに書きましたが、間違っている事もあるかと思いますので、その時はお知らせください。m(_ _"m)

 最後に・・・、ウナギとワカサギが釣れません! 情報欲しいです。m(_ _"m)