ピアノ教室シャイニングのブログ芦屋東灘

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ピアノ教室シャイニングによるブログです♪神戸市東灘区魚崎、芦屋市川西町の2店舗でピアノレッスンを行っています♪
初心者の方、再開したい方、ご連絡下さい♥
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小さなお子様は3歳から受け付けています!

こんにちはー!

台風は過ぎ、本日から高校野球は再開です。
最近の高校生は、カットボールもスプリットも、ツーシームも上手に放ります。



夏の青春っていいですよね!
子供の頃って暑さがエネルギーになってくれますよね!


そんな子供の頃の話をひとつ。


中学の頃、テニス部でした。

一年生の頃に滅茶苦茶練習し、その年の新人戦で優勝することができました。

朝練はほぼ毎日行ってました。


その時の顧問がフジワラ先生(以後、藤T)。
バドミントンの大会で全国に行くほどの腕前。

しかし何故かテニス部でした。そして何故か年中半袖半ズボンでした。


藤Tは練習時の球出しは積極的にしてくれていました。練習試合も沢山してくれました。


そんな藤Tのおかげで私は新人戦で優勝したのですが、その年に藤Tの転勤が決まりました。








「次の顧問誰やろな?」

「誰でも一緒やろ」




テニスに詳しい先生がいなかったため、私達部員は顧問に期待することがなくなっていました。


そして、小太りの数学の先生が顧問に就きました。






「終わった」

「俺らでやるしかない」






顧問は練習に来ないので、練習はずっと俺たちだけでしていました。3年生のキャプテンが優秀だったこともあり、秩序も保たれていました。


二年生になり、暑い夏がやってきました。





その日はダブルス個人戦。

順当に勝ち上がり、他校の三年生をフルボッコにしていきました。

とても調子が良く、劣勢でも迷いのないプレーが出来ていました。



しかし、ベスト8が決まる戦いでは近畿大会常連の敵が待ち構えていました。




正直ここまでかと思い、やるだけやろう!と相方(ユウヤ)と話し、気合を入れて試合に入りました。


やっぱり今日闘ってきたやつらとは球の質が違います。
低く、速い弾道に緩急を織り交ぜた素晴らしいテニスを魅せてきます。
サインプレーもばっちりです。


ここで俺たちはある作戦を立てます。





「片方を狙おう」






つまり、ダブルスの片方の人間に強打を見舞い続け、怯ませようという事です。

そして、そのもう片方の苛立ちを待とうという非人道的な戦術でした。



ラリー戦に持ち込めば、経験の差で分が悪い事は確かでした。1ポイントを5球以内で終わらせる。

頼るのは速球のみ。

この戦術でしか俺たちに勝てる見込みはない。


そこからは速球を叩き込みました。
速球が拾われても、ユウヤがスマッシュを叩き込み続けました。

たまにラリー戦になりましたが、その時に失うポイントによりネガティブになることはありませんでした。何故ならその形でのポイントは捨てているからです。

相手はラリーに持ち込みたい、こちらは速攻で終わらせたい。。




作戦は大成功。片方は怯み、その相方は苛立ちを隠しきれずミスが出始めました。




気づけば俺らはあと1ゲームで勝利を手にするところまで来ました。




外野
「まさか、あいつら、ベスト8で負けるんじゃないか!?」




強豪を追い詰めている状態に、ギャラリーが数多く集まっていました。
すごい数でした。



インターバル
「あと1ゲーム、あと1ゲーム、、、いけるかもしれん、もしかしたら、勝てるかもしれん」


勝負事は、終わりを予想すると必ず負ける。
俺たちは甘かった。






コートに戻り

敵の目つきが変わっていました。

これが王者の貫禄か。


そこから速球を叩き込むも、ことごとくカウンターで跳ね返されます。


ラリー戦に持ち込まれ、針に糸を通すようなコントロールでボコボコにされます。

ついに同点に追いつかれました。






汗が滝のように流れ、歓声で相方の声も聞こえなくなりました。



そして。ここに来てアクシデントに見舞われます。


多量の汗でグリップの摩擦が効かなくなっていました。

替えのグリップも持ってきていません。



滑る。
力がボールに伝わらない。







十分追い詰めた。

まだ二年生やし、来年もある。

よくがんばった、、、。







諦めかけたその時







「これ使えー!!!!」







歓声と蝉の鳴き声の中から聞き覚えのある声が




振り向くと、ハンカチを振り回す一人の男が







藤T!?


あれは藤Tだ!!



何故!?
加古川に転勤になったはず

おまけに今日は日曜日やぞ!!?



審判にタイムを要求。

外野席から投げられたハンカチを受け取り、グリップを拭きます。

ユウヤもびっくりしています。

何故いるんだ!?






俺たちは息吹を返します。

グリップが拭けたから?


違う。

そんなんじゃない。



鼓動が高鳴り、武者震いがしました。
ラケットと腕が一体化していきます。




「っしゃー!!!やったろかい!」






一進一退が続きましたが、最後は私の強打が相手のフレームに当たり、見事に倒すことができました。




観客席に拳を振りかざすと多くのギャラリーと藤Tが拍手をくれました。




次のベスト4の戦いは、力尽きて1ゲームも取れず、三年生の人に負けました。





あのジャイアントキリングは一生忘れる事はできないでしょう。

ハンカチ、ありがとうございました。




人を変える力を持った人は存在します。
そんな人に出会えるのはタイミングではなく、普段の努力だと思います。


誰かの努力が人を献身的にさせるのかもしれません。



藤Tはテニスができる人ではありませんでした。
しかし、いつも俺たちの事をよく見てくれていました。



人って褒められて嬉しいときと別にそうでないときがあります。


普通の上司

上司
「お前やるやん!!すごいやん!やったー!」

「あ、あざーす(なんなん、こいつ、結果だけかい)」




これが、普段から気にかけて見てくれてる場合

上司
「すごいやん!がんばったやん!やったー!」

「あざっす!今後もご指導お願いします!」

超嬉しいし心から言えるよね。



叱られる場合

普通の上司
上司
「なにやってんだよ!どうしてくれるんだよ!」

「申し訳御座いません!(責任なすりつけんなや!ハゲ!)」



普段気にかけてくれる場合

上司
「なにやってんだよ!どうしたんだよ!」

俺「申し訳御座いません!!」

素直に謝れるもんね!



でもまぁ、普段から気にかけてもらえるってすごいことですよね!
目に止まるほどの努力をする事が大事なんですね!






だから藤Tのあの姿勢はずっと俺たちの心に残り、俺たちはそれをまた人に伝える義務があるなと感じます。







ジャンルは違うけど

今の仕事はピアノ教室代表。


毎年の生徒のピアノコンクールや発表会で


人を鼓舞する力を

俺も磨いていけたらと思います。



初心者大歓迎!!!!!!