【フリーマガジン・地域情報誌と広告・デザインの仕事をするブログ】

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Brocadeという会社で、「戸塚新聞」というフリーマガジンを作っています。神奈川県横浜市戸塚区で毎月発行している無料の情報誌で、主に地域のお店などからの掲載料をもらう広告収入がビジネスモデルです。

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「人との繋がりを大事にしたい」ってなんだろうね、という質問を投げかけられた。

ちよっとそのとき自分なりに「落ちた」答えが湧いたような気がしたけれど、うまくその場で説明できなかったので思い出しがてら書いてみたい。

状況としては、FMで、ある町の「マニア」的な人が登場していて、その町は外から人を集めるような強いコンセプトがある町なのだけど、今のその町は「人との繋がりを大切にしている」といったようなことを言って締めていた。


主に接客業の話で、〇〇喫茶とか、まあ言ってしまえば秋葉原のメイド喫茶だ。

「人同士の繋がりが大事で」というのは地域でフリーペーパーをやっていると耳にタコができるくらい聞こえるし、実際自分でもそれを強く思ったり、発したりもする。


でもそもそも、人との繋がりが大事、というのは、エンドユーザーを相手にするサービス業ならではの発想なのでは、とも思う。


「客が人に着く」というのはまあわかる。
というかすごく納得できるし、それを意識したサービスや、仕組みを作る必要もあると思う。

でも単に商売を抜きにした「人との繋がり」うんぬんと言った時に思うのは、目的意識の希薄さだ。

「繋がりが大事」というところで議論が止まっていることが多い気がする。

例えばそこで、「店の人同士が繋がることで客を共有し、地域で経済が回ればいいよね」とかいうのはまだ納得できる。

ただ、精神論のように、「繋がりが大事ですよね、やっぱり」と当然帰結したんで、という顔をされても、熱を込めて思考停止するしかなくなってしまう。


もちろん、自分が住む街や働く街、その自治体や街そのものに対して、貢献をしていくことがひとつのミッションであることもわかるし、そうしていきたい。
 
ただ、無闇に「人同士の繋がり」というのがいまいち釈然としない。


釈然としないまま今日は終わります。
戸塚駅から徒歩8分ほどのところにコワーキングスペースができました。

塩の輸入販売や、啓蒙活動を自らの業務としてこなす、50代のナイスミドルが運営するコワーキングスペース。

縦長の講堂で、元々が子どもの学習塾だった名残で、勉強机や硬い椅子、板張りの床、天板からのゆるく明るい日光、なかなか趣があっていい感じの内装です。
今風に言えばフォトジェニック。

まだ宣伝はほとんどしておらず、やや駅から離れていることもあり、まだ利用者は少ないそうですが、今後どうなるか。

そもそもコワーキングスペースってどんな人がどんな目的で使うのでしょう?
利用の仕方はそれぞれですが、目的のパラメーター的な利用価値を概ね分けると以下のようになります。
 
・利便性
・コミュニティ

つまり、作業的な利便性(立地、システムの容易さ、設備の充実)と、そこで新たなビジネスや文化が生まれるコミュニティ、というふたつの側面があります。

2010年に創業して、急成長するアメリカのコワーキングスペース「WeWork」を代表するように、そこで生まれる新しい「何か」を求めて集まる、という側面が強いのではないでしょうか。


何より、この「WeWork」って、インテリアが優れているのもいいけど、ビールが飲み放題というのが魅力。


コワーキングスペースを利用する人が「メンバー」となって、仕事やノウハウのシェアをしたり、お互いにそこで新しいビジネスを創造したり、または地域活性の発信の場にしたり。

様々な人が集まることによる化学変化を起こすために、まずどういう運営がそういった人を集めるのに適しているのか、提案していくのがコワーキングオーナーの役目。

まだまだ新しいし、夢のある場所だな、と素直に感じました。



こんにちは初めまして!

 

神奈川県横浜市戸塚区という、まーローカルなエリアで、毎月フリーペーパーをしこしこ発行している三根と申します。

 

「今のこのweb時代にフリーペーパー!?」という声が聞こえそうですが、なんとかビジネスとして成立しているため、まだまだやっていける、気もします。

 

気もしますが、やはり一抹の不安もあるため、今後10年20年、このビジネスをどうして行くか、果ては何かに代替され、それそのものが消えゆく定めなのか。

 

日頃の動きなどとも合わせまして、更新していきたいと思います。

 

また、内容には広告・マーケティング・web・販促・デザイン、などで実践したこと、見つけたこと、実践してみたいことなども書いていきます。

 

そして、同じような事業をしているかた、手が空いているデザイナーの方、フリーペーパー事業に興味のある方、などいましたら、ご連絡いただければ何かお手伝いはできるかもしれません。

そういうのも体系化していければな、と思っている次第です。