アン ハーフ・クラウン銀貨
基本情報直径 約34mm発行年ロンドン 1703-1714エディンバラ 1707-1709表面・裏面のタイプ数表面2種、裏面6種となっていますが、裏面はクラウンと同じ分類になります。『アン クラウン銀貨』コレクターから人気なアン女王のコインイギリスの歴代国王の中でも、アン女王のコインはコレクターから人気があります。有名な5ギニー金貨を始め、大型の金貨・銀貨…ameblo.jp表面の見分け方表面の1st-bustと2nd-bustの違いは主に3か所あります。左から1st-bust、2nd-bust 相違点1.ドレスの右肩の回り込み部分の長さ(1st-bustの方が短い)2.銘文の文字間隔(1st-bustの方がやや広い)3.リボンの形状(1st-bustの方は長方形に近い、2nd-bustはV字型)あとは、髪の毛の部分も微妙に違っています。スコットランド統合前(1703~07)表面はすべて1st-bust、裏面は独立紋章で3種類あります。1703年~1705年銘は特年となっていて希少性が高いです。(R以上)1703年 1st-bust+Rev1(ESC1357)R4 1703年銘のVIGOなしタイプは超希少1703年 1st-bust+Rev1(ESC1358) 胸像下にVIGOの文字1704年 1st-bust+Rev2(ESC1359)R2 裏面に羽飾り(Plumes)1706年 1st-bust+Rev3(ESC1361) 裏面にバラと羽飾り(Roses & Plumes)スコットランド統合後(1707-14)表面は1st-bustと2nd-bustの両方存在します。この点がクラウンと異なる所です。クラウンは、統合前が1st-bust、統合後が2nd-bustと明確に分かれていました。裏面は、合同紋章になります。1707年 2nd-bust+Rev4(ESC1366) 1708年 1st-bust+Rev5(ESC1369)R 1st-bustに統合後の合同紋章(羽飾りマーク)という希少な組み合わせ1710年 2nd-bust+Rev6(ESC1372) 裏面にバラと羽飾りのマークエディンバラ鋳造貨エディンバラ鋳造貨は、すべて1st-bustで胸像下にEの文字があります。年号数字の1の形で2タイプあるのもクラウン同様です。左から、Jタイプ1とZタイプ1Zタイプはエディンバラ鋳造の1708年銘と1709年銘にしか存在せず大変希少です。(R3)1707年 1st-bust+Rev4(ESC1379)Jタイプ 1707年 1st-bust+Rev4(ESC1379)Zタイプ 相場ハーフクラウンは、希少性によって価格差が激しいのが特徴です。例えば、1703年のVIGOなしタイプはR4の希少性となっており、VFクラス(NGCAU53)でも£5,000という高額で取引されています。ハーフクラウンに関しては同年号のVIGOあり状態EFで£2,200(2022年ロンドンオークション)と価格に逆転現象が起こっています。その他の年号についてもR以上の希少種については、VF以上のものが£2,000~と高額になるのに対して、ありふれたタイプについては£1,000以下とクラウンに比べて安価に入手できるようです。