モーリスマイナー丸みを帯びた車です。
よくフォルクスワーゲンビートルに間違われます。
日本では数多く見かけたビートル(ドイツ車)
小学生の頃は指折り台数を数えました。
黄色は幸せ、赤はリセット真剣に数えてたな。
地域によってこの辺のルールは違っていたと思うけれど・・・
それに比べて当時からほとんど見かけないモーリスマイナー(英国車)
この違いは何故だろう
似ているけれども車としてだいぶ違います。
ボディはビートルが全鋼製セミ・モノコック
プレス鋼板の使用で量産性があり、鋼材節約のなか強度確保されてました。
マイナーはモノコック
共にしっかりしたボディです。
乗り降りには4枚ドアが便利で、マイナーも2Drより4Drが多く売れています。
エンジンの設計は大分違います。
ビートルは空冷エンジンをリアに積んで後輪駆動。いわゆるRR
耐久性はあると聞いていますが出力が当時の同じ排気量の車両より低かった様です。
空冷エンジンをリアに積んでいるので出力を高めるとオーバーヒートの可能性が
高くなったのかもしれません。
モーリスマイナーは水冷エンジンをフロントに積んで後輪駆動。いわゆるFR
エンジンルームも広くメンテナンス性が良い。
この設計の違いは運転するとよくわかります。
車の動きが分かりやすく、
安心して運転する事が出来ます。
そしてタフな車です。
先日、走行会に参加し、
高速やワインディング、コース走行も含め300km以上走行。
オーバーヒートも何も問題なし。
良く出来た車と感心させられました。
50年まえの車が普通に今走っています。
本当に運転する事が楽しくなる車です。