あっという間に桜は緑色に姿を変え、朝夕の肌寒さを感じる事が減って来ました。
山では藤と桐が紫の炎のようにゆらゆらしています。
庭にはやっと鈴蘭が咲き始めて、熊蜂もぶんぶんと華やかな音を立てて飛び回っています。

トンボは実は2週間以上前から庭に出ていました。はやいなあ!
今年初めて見たトンボは糸トンボ。
季節が変わるのを感じるとわくわくしますね。でも夏が暑すぎて、わくわくだけでなく身構えてしまいます。


↓新しい絵のご紹介です↓


【かみなりに咲く花】
B4
顔彩・色鉛筆
コットマン


いなづまに花を咲かせました。
激しくて、静かで、荒々しくて、優しい、そんな絵を描きたかった。

かみなり、神鳴、いなづま、稲妻、いかづち、厳つ霊、はたたがみ

いつかの何かの影響なのでしょうが、かみなりに「インスピレーションやひらめき、
天啓」という印象があります。
また稲妻とは、稲を実らせる稲の妻(夫)という昔の人の考えもあります。
その稲光に、白木蓮の花を咲かせてみました。
宮沢賢治の『マグノリアの木』に「マグノリアの木は寂静印です」という台詞があります。
仏教用語ではありますが、いかんせん知識が無いものでなんとなく私はシンプルに「真ん中の静けさ」のような感じで受け取っています。涅槃寂静というよりも、寂静。

どんと来たひらめきや天啓というものが、天や神様といったどこか外から与えられたもので、そこから本来の自分を咲かせていくということでありつつも、
どんと来たひらめきや天啓というものが、実は自分の真ん中からきたものであるかもしれない、などなど。

受け止め方は様々ですが、そんな動と静をあわせもつ龍の絵として描きました。



見てくださってありがとうございます!
素敵な週末をお過ごしくださいませ☆