7回読み勉強法で知られる
山口真由さんの本を読みました。
(今日マジメ、そして長い

むしろ、大概長い)

 

そう、繰り返し大事だよね。
 
彼女、2016年にはハーバードで
全科目A&最優秀賞を取ったそうですね。
ごいす~~。
 
かなりざっくり読んでいった
最後の最後が、私の中では一番。
ってか、キモだから最後に書いてあるのか。

自分の自分に対する信頼を裏切らないこと

無謀な挑戦をして失敗する姿が
誰かに滑稽に映ったって構いません。
 
他人にどう思われるかも
大事なことかもしれませんが、
自分が自分をどう思うかに比べたら、
大した問題ではないのです。
 
自分の自分に対する信頼を
裏切りさえしなければそれで大丈夫です。
 
人生は一発勝負ではなく、
必ず、次の機会が訪れます。
 
もし心底努力して
それでも失敗してしまったら、
それをバネにし、
次にまた挑戦すればいいのです。
 
失敗は努力を始めるきっかけに変えられるのだから。

 

 

家庭教師をする時、
私は基本なるべく勉強を教えないで
成績を伸ばそう派で
生徒によっては勉強と全然関係ない事を
授業中にする事がある。
 
それを事前にご両親に了承してもらって、
いざ指導開始ってなると
今度は生徒と2人になった時に事前に
話しておく事がこれまた幾つかあって、
 
そのうち一つがこの
自分の自分に対する信頼を裏切らないこと
って話。
 
親の期待とか、ど~でもいいんよ。

正直、親の期待は裏切ってナンボ、
そこからリアルな自分の人生が始まる、
とそう思ってるけど、
その辺は書くと長いからまたいつか。
 
ただ、自分への信頼
自分との約束は大事って思ってる。
 
この前OL時代の友達との女子会で
勉強の教え方の話になったんだけど
さんざんカテキョやってきて思うのは、
 
親が今日はこれをやってくださいとか
いつまでにこれを終わらせてとか
私に全部指定してくるお家の子が
一番伸びにくい!
ってか、すごいやりにくい!
 
もちょっと自由にやらせておくれ~。
 
大体さ、自分が教えられないから
私に頼んでるわけじゃん。
餅は餅屋じゃん。
 
頭がいいのと点数を取れるのは
全く別物で私は決して賢くはない。
むしろ大学時代には、周りの頭の良さに
かなり愕然&絶望した方だが
単純にテストで良い成績を取るのは得意だ。
 
唯一くらいの特技だから笑 
多分、ほとんどの親御さんよりも
効率よく点を取る事ができるはず。
 
だから、どうか任せていただきたい。
その方が断然やりやすいんですよね。
 
そして、これまで見てきた生徒って
普通の定期テストで
10点20点しか取れないから
どうにかしてって感じが殆どで
 
正直、そんなのテスト直前に
出そうなところの山張って
最低限の事だけやっておくだけでも
そこそこ取れる。 
 
それに、どちらかというと成績以上に
何年も不登校とか、親にDVするとか
摂食障害とか、どもりとか、援交とか・・・
 
メンタルケアをする方が先だよね、
みたいな子を結構指導してる中で
その日やる事を決められちゃうと
勉強だけで時間終わっちゃうんだよね。
 
単に勉強教えるだけなら、
大学生だってそんな変わらないし
わざわざ私を雇う意味、
無いと思うんだけど。
 
そして、私をコントロールしたがる親は
当然ながら、もれなく自分の子供の事も
コントロールしたがる。
 
同じだよね。
いつまでにこれとこれを終わらせて・・・
って親が全部計画立てて
その通りに子供を従わせようとするの。
 
当然、良かれと思っての事だし
それが最短、最善の道と思っての事なのは
分かるんだけど
 
それ、かなり無理あるから。

そんな親の理想通りに進むわけないし、
仮に思ったとおりに進んでも
それだと多分結構な無理が子供にかかるし
 
なによりも、いつまで経っても
やらされてる勉強、にしかならない。
 
根本的なところで
全くその子のためにならないから~。
と、思うんだが。

(まぁ、私は子育てしていないし
そんな大きなこと言えませんが・・・)
 
いつまで、親が敷いた安全な
(ように親には見えている)レールの上を
歩かせるつもりなのかな?
 
私が自分の親にしてもらった事で
ありがたいなって思う事の一つは
すごい小さい頃から

「あなたはどうしたいの?」
「あなたはどう思うの?」

と聞いてくれたことだ。
 
3歳くらいの頃には、
既にそんなんだったはず。
 
すっごい厳しくて怖い部分もあったけど
子供として、というよりは
小さいけれど意思のある
一人の人として扱ってくれていた。
 
自分で考えて、自分で決めて
ともかくやってみるって訓練は
早ければ早いほどいいと思うんだよね。
 
親が整える環境は、
失敗しないレールを敷いて
そこを安全に歩かせてあげること、
 
ではなくて
 
幼いうちから
安心して失敗させてあげること
間違わせてあげること
では無いだろうか?
 
失敗しちゃいけない、
失敗したら敗者、
失敗したら一巻の終わり、
 
じゃ無いじゃん。
 
成功しかしちゃダメ、ってのは
幸せになれない構図だと思うんだよね。
 
確実な道を教えて
そこの上を歩かせてるだけじゃ
100%安全な事にしか
トライできない人になっちゃうよね。
そもそもそれ、トライと言わないか笑
 
小さいうちは、
ともかく挑戦させてみて
見守って、
うまくいかなかったら笑い飛ばして
どうしてもの時はちょっと手を貸すとかしつつ
失敗しても大丈夫だってのを
その子に入れてあげる事。
 
がんがんチャレンジして
早いうちに転び慣れして
なる早で立ち上がる事を覚えた方が良いかと。

長くなるので一旦切って続きます。