くまちゃん


LED電球と蛍光灯のおはなし。
蛍光灯の生産には水銀(有害物質)が不可欠であること、を踏まえまして。
価格の比較だけをしてしまいますと、蛍光灯との比較をすると、
蛍光灯型のLED照明の特徴は高価格と言うのがついて来るのです。

そこで、蛍光灯の照明をLED電球使用する照明器具に交換することも、
検討すると、価格の低廉化が進んでいるので有効なのですね。

それと、蛍光灯型のLEDの場合、比較の対象が蛍光灯となるため、
価格競争力だけでは限りなく市場での競争力は低くなってしまうのですね。
お気の毒に。


と、いうことはおいておくとして、
この際ですから、電球型の照明器具に交換するのも、
おしゃれで気分も変ってよいかもしれないですね♪

蛍光灯のような明るさが必要なお部屋以外には、
電球を利用する照明器具で雰囲気を変えると、
お部屋の模様替え以上に、効果的と感じることが出来るのです。

節約とは別の方向のお話になるのですけれども、
物事は、いろいろな考え方を持つと楽しくなるので良いと思うのです。


えっと、普通に暮らしをしているとあまり関係の無いことなのですけれども、
蛍光灯の照明をLED電球を使う照明に変更することには、もうひとつ意義があるのです。
環境問題とか、ご興味はない方も多いかもしれませんけれども、
模様替えをする際に、すこしだけ環境負荷が下がることを意識してみると、
なんだか、すこしだけ自分がいい事をしたような気持ちにもなるのです。

具体的には、蛍光灯は製品の性質上、どうしても製造する際に水銀を必要とするので、
水銀の代替物質が無い現状では、LED照明を使用することでその水銀による、
環境や人体への影響が低減できるのです。

水銀は環境に良くないですということは、きっとご存知の方も多いと思います。
環境に良くないというのは人体に良くない影響があるからと言うことなのですね。

蛍光灯が割れてしまった場合には微量とは言いましても水銀の影響があるのではないかと思われるのです。
こうした懸念を最小限にするためにもLED電球に交換するというのは安心感につながるのですね。


水銀を使用しないようにと言うのは
RoHS指令という特定有害物質の使用制限に関する欧州議会での指令に基づくと
以下のような基準値を設けてその基準を超えて含まれている電子・電気機器に関しては、
EU加盟国において市場に流通することが出来なくなるのです。
鉛 :1,000ppm以下              
水銀 :1,000ppm以下
カドミウム :100ppm以下
六価クロム :1,000ppm以下
ポリ臭化ビフェニル (PBB) :1,000ppm以下
ポリ臭化ジフェニルエーテル (PBDE) :1,000ppm以下

その中で、適切な代替手段が無い場合などに、一定の範囲で適用が免除されるものがあるのです。
そのひとつとして、蛍光灯(蛍光管)の中に含まれる水銀があるのです。

つまり、蛍光灯(蛍光管)は免除されているけれども、水銀を含んでいるということは、
代替するLED電球に交換できるのようになってきた現在は、
環境だけではなく、人体への影響などを考えると、
ご自身やご家族の健康のことを考えましても、
出来るだけ早く蛍光管の照明器具をLED電球を利用した器具に交換するとよいのです。

RoHS指令に関する賛否に関しては様々あるようですけれども、
少なくとも、水銀は体には有害であることは良く知られていることですので、
出来る限り使用していないほうが望ましいのです。

と、くまちゃんは思うのです。

話は散らかってしまっているのですけれども、
もしもくまちゃんのこんな稚拙な分章でも、
いろいろなことを検討するきっかけになることと、次に照明のことを考える際には、
是非こういうことも気をつけてみていただけますと、
くまちゃんの研究も少しはお役に立てたのかなと思うのです。

照明と一口に言いましても、いろいろな用途や形もあるので、
お好みに合う素敵な照明が見つかるといいでね。

くまちゃんのおうちにはちょっとテイストが違うのですけれども、
こういうデザイン性に優れた器具とかに、


E17の口金の器具に小粒のE12口金のLED電球を使用したい場合は
こういう口金の変換アダプターを使用すると、
利用する照明器具とLED電球の組合せのはばも広がったりするのです。


そうしますと、こういうE12のLED電球が利用できるので、思い通りの組合せになるのです。






このLED電球を組み合わせることが出来たら、良いのですが、
LED電球自体が大きすぎます。





照明のことに少しでも関心を持っていただけたらくまちゃんもうれしいです♪