特に意識しているわけではないのですが、透明や白っぽい石がいつのまにかたくさん集まりました。
水のような石、ミルクのような石、すこ~しだけ色がついた石、
そういう石は主張が強くなくて、見過ごされがちですが、pureな感じがしてつい手に入れてしまいます。

鮮やかな主張の強い石たちと一緒だとどうしても目に留まりにくいので、白っぽい石ばかり、ひとつのケースに集めて並べてみました。

こうしてみると、それぞれの違いがわかりやすいです。

 

もう25年以上、石を集めています。

石というのは、ジュエリーにする石のことです。

宝石、貴石、半貴石という呼び方がありますが、私の集める石は、宝石という感じではなくて、代表的な宝石として知られているサファイア、ルビー、エメラルドも、宝石としての価値が怪しい、内包物がありすぎ、色が薄い、形が問題、という、宝飾市場からはずれたものたちです。
 

とても価値の高い、いわゆる正統派の宝石として売られるサファイア、ルビー、エメラルドを見せていただいたことがあります。それは素晴らしいものでした。
でも私が扱いたいのは、世界の標準が認めるすごい美人ではなくて、美人じゃないけど、なんかチャーミング、と思う石です。
だから、宝石、貴石ではなくて、石、と呼ぶ方が好きです。

 

そして宝飾品市場で少しでも高く売るために、放射線や加熱、着色によって色の操作をされた石が多い中で、未処理のもの、(それは内包物が目立ち、色加工するのも無駄、という理由が多いのですが)を特に選ぶようにしています。

 

内包物や色は天然のSignatureで、内包物があるからこそチャーミングな石もたくさんあります。

 

 

画像はすべてサファイアです
 

先日、9金をつくってみましたが、その色に近い10金のワイヤーを地金屋さんにつくってもらいました。シャンパンゴールド色です。

それで、ネックレスになるチェーンと、おそろいのピアスを作りました。

18金でつくるチェーンよりも色が薄いので、ヴォリュームをもたせました。

一見、シルバーに見えるのですが、微妙にあたたかみのある金が感じられて、これは今後、はまりそうな素材です。

 

チェーンのジュエリーは、不揃いに作ったほうが存在感が出ておもしろいので、いくつかのサイズのコマをバラバラと不規則につなぎました。

ピアスは左右非対称でより不揃いにしました。

 

 

9月のパパラチアでのオーダー会の展示に持って行く予定です。