2016/7 富士山初登頂メモ
あるクラウドサービス内を久々に眺めていると、ブログ用にとメモしていた過去テキストがいくつか見つかる。うち6年前の内容をリライトしつつ、今さらブログ記事にしてみる。長くなるけれど1本で。 見返しつつ書き残すのも中々楽しい作業と判明。以下本文「2016/7/1 富士山 山開き」の報を目にした、富士山未経験の男性2名。どういうわけか「ちょっと行ってみますか」と話がまき上がり、2016/7/9-10 1泊2日 初心者向け はとバスツアーに参加。無事ご来光を拝めました^^/2016/7/1 富士山 山開き富士山:ご来光に歓声…山開き | 毎日新聞 富士山が1日、山開きし、約2カ月間の夏山シーズンが始まった。山頂では午前4時21分、太陽が姿を現すと、吉田口登山道から登ってきた登山者たちから歓声が上がった。 ご来光(日の出)を拝もうと前日から山小屋に泊まり込んだ約100人が山頂で待機。雲海からオレンジ色の光が差し込むと、登山者は万歳三唱をしてmainichi.jp富士山で山開き儀式 ご来光仰ぐ、絶好の登山日和(16/07/01)富士山の山梨県側で山開きを迎えました。朝早くから多くの登山客が訪れています。 1日午前4時半、広がる雲海の奥から姿を現した太陽に多くの登山客らが見入っていました。5合目の小御嶽神社では山開きの儀式が開かれ、地元の人たちが登山客の安全を祈願しました。・・・記事の続き、その他のニュースはコチラから![テレ朝news]...youtu.beタイムライン的まとめ 五合目 登山開始:雨風をかなり浴びるつらい道中。レインウェアでのフルガード 七合目:岩場地帯はなかなかハードな岩登り、けれどいかにも登山という感じ。雨はほぼ上がった 八合目:無事到着した山小屋「太子館」でカレー食べて寝袋で仮眠、夜12時過ぎに出発 本八合目~九合目:漆黒の登山道をヘッドランプで照らし、上がりに上がる。登山者で行列ができる。アジア系も多いけど欧米人もけっこういる。日本人グループはわりと少数派 ご来光!:am4:30過ぎ、山頂手前の登山道でまみえることができた。次いで山頂へ到達! 下山:下山道を降りるだけ…と思いきや、斜度大きめの下り坂が案外ハード。「そう簡単には下ろしてくれない」のが富士山。まあでも、下山も含めて登山なのがよくわかった行程 Day 1 (of 2)はとバスで五合目まで座席にUSB端子が。このころから長距離バスの座席ごとにこのような端子が設置されていた 今回参加した富士登山ツアーのバンダナ。何となくもらい何となく撮影するものの、見返すときは「2016」がちゃんとした記録になるので侮れない「富士スバルライン五合目」バス停へ到着。案内図が4ヶ国語対応登山スタート(吉田口 五合目から)雨風のなか出発。ちなみにレインウェア・バックパック(+雨除けカバー)・シューズなど装備品は有料レンタルで事足りた。今思えば、至れり尽くせりなツアー やめよう弾丸登山序盤はこのような「雨と靄(もや)と」の印象。見上げても何も見えず。風も結構あった。ツアーガイド先導・複数参加で心強かったのを覚えている岩場を登る。ロープは固定されていない箇所のほうが多かった。固定しても(使う人が多いので)すぐ外れるのだろう空が明るくなってきた。岩は特徴的な赤い色を帯びてきた雨あがる(…元テキストはこれだけ、写真も質素に空だけ。=ここまで雨が残っていた、ようやく上がった、と感じたのだろう)八合目~山小屋「太子館」到着「ここは八合目 標高3,020m」3776*0.8=3020。五~十(山頂)までのうち6割は来たと実感。(※この後どんどん斜度が上がることを当時はよく知らず、翌朝「本八合目」までたどり着いたときに(まだ九でもないのか…)と思った記憶が。たぶん"富士山初心者あるある"か)山小屋までの最後の登りを経て…山小屋「太子館」へ到着。標高3100m。雲海がすがすがしい食事。当時は少ないなと思ったけれど、今見るとカレーに加え焼き魚などエネルギーのバランスを考えた内容寝袋はMAMMUT製。寝づらいなと思ったのは最初の10分くらいだったか…体力も使っていたのだろう、ちゃんと眠れた おまけ:富士山八合目太子館あらためてサイトを見てみた。情報提供が丁寧。各社ツアーと連携し日々の登山客を受け入れ、「初富士山」な人々へを含めノウハウが相当たまっているのだろう。富士登頂へ向けた低山での練習会、オンラインでの勉強会なども開催されているようだ富士山吉田口八合目山小屋「太子館」ホームページ太子舘は富士山吉田ルート八合目の山小屋です。www.mfi.or.jp2022/4/25 Instagram アカウント開設されたようだ富士山八合目太子舘 (@fujihachitaishi) • Instagram photos and videoswww.instagram.comおまけ:行動食チョコレートをいくつか手持ち。下山まで含めちょうど足りた…けれど、今思えばぎりぎりの量しか準備していなかった。飲料は各山小屋の売店で特別料金な水を買っていたけれど、再訪問するなら、食べる方はもっと多めに持っていくだろうな行程 Day 2 (of 2)山小屋を出発~本八合目へたしか夜12時ころ出立。元祖室(がんそむろ)海抜3250m本八合目「トモエ館」標高3400m。さらに上へ斜度が上がっていく。ヘッドランプの「列」ができ、他グループを含めこの時間に上る人の多さがわかる今回の行程中もっとも印象的な1枚。「列」がジグザグとつづら折りを成している。まだまだ先・上に感じる一方、「みんなでチャレンジしている心強さ」がたしかにあった明るみ始める空手元メモには「am3:35」「am4:15」とだけある。日の出時刻よりかなり早く、東の空が明るくなり始めた。その明るい帯は地上と異なり、とにかく幅広いたしかこのあたりで、ツアー参加者のうち後方の人を待つ時間(10-20分くらい?)がしばらく発生したことを記憶している。その待ちの間に眺めていた、徐々に明度を得ていく空。それを遮るものが何もなく、(まだ山頂ではないものの)日本最高峰に立っていることを実感できていたご来光どの段階をご来光というのか?この写真の頃だろう。山頂にはまだ着いていなかったけれど、はっきり円形の神々しい太陽を出迎えられた手元メモ「来た!am4:27」「ご来光 am4:32」登頂「登頂 am4:51」とだけメモがあり、対応する写真が残っていない。何を撮ったんだったっけ「山頂より山中湖を見下ろす am4:57」山中湖があんなに小さく。そして鏡面のように輝く「山頂より am5:07」「山頂より am5:10」言葉を添える必要のない美しさ(だから3枚も撮っている<自分自身)山頂の山小屋 大にぎわい焼印入り金剛杖。そういえば外国人登山客はけっこうこの杖を持っていた気がする頂上浅間大社とココア「山頂より am5:31」見納め…どうやらこのアングルをえらく気に入ったようだ<自分自身そして下山下山道へ。トモエ館のあんぱん。山頂を含めこんな場所に売店があり、思えば、現金さえ持っていれば食料や水分に困らない。日本・世界から登山者が訪れる需要とはいえ、恵まれた環境であることには違いない「下山道より am6:38」ひたすら赤土の斜面を下る。楽かと思いきや深い砂利道で、やわらかめであるものの踏み入れる両足にはそれなりの負担がほぼ下りきった。遠くに山小屋が見える位置お馬さんそして五合目まで下山完了。レストハウスで富士山サイダーメモは以上!長尺にお付き合いいただきありがとうございました。