宇宙世紀を生き抜く知恵

宇宙世紀を生き抜く知恵

救世主は現れないし恐怖の大王も降って来ない。
人類を救うのも破滅に導くのも、それは人間だ。

Amebaでブログを始めよう!

潜水艦の潜航限界深度は各国とも軍事機密なのですが、米ロサンジェルス級原子力潜水艦の潜航深度が600m~700m、海自のそうりゅう型は700m~900mと推測されております。

(実はデカい方が構造的に弱い)

直近の知床沖のシャチの調査で、彼らが深度700以上も潜っている事が判明しました。

(マッコウクジラの2000mには及びませんが)

知床沖では、400頭以上のシャチが固体識別されているそうで。

海洋生態系の頂点に位置し、高い知能を持ちながら人間に慣れてくれる稀有な存在。

北方領土の哨戒とかしてくれないですかねえ。

当然ながら先進各国は冷戦時代の1960年代から海洋生物の軍事利用を実行してます。

アメリカでもロシアでもイルカは既に重要な戦力になっている模様。

日本の海をシャチが守ってくれたら嬉しいですよね。

-----------------

NHKスペシャル

『知床、シャチ、謎の大集団を追え』
初回放送
2018年10月28日(日) 
午後9時00分~9時49分
関連ジャンル:自然・環境
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20181028
世界自然遺産 北海道知床。この海には、毎年春から夏にかけて、シャチの群れが頻繁に訪れる。しかし、どこから何のためにやって来るのか?いったい知床の海で何をしているのか?その生態は全くと言っていいほど分かっていない。その謎に迫ろうと、国内気鋭のシャチ研究者たちとともに、2年にわたって追跡取材。高精細ドローンカメラや深海用の特殊カメラなどを駆使し、知床に現れるシャチの大集団を追った。今回取材班は、世界的にも珍しい、100頭近くに及ぶ大集団に遭遇!いったいなぜ大集団を形成するのか?その謎を追う中で見えて来たのは、高度な知能と家族を慈しみ合いながら生きる姿だった。美しい自然あふれる知床の海で、命をつないでゆくシャチの知られざる生態に迫る。
放送を終えて
シャチは、海洋ほ乳類の研究が進む欧米を中心に、世界中で絶大な人気を誇る動物です。そのシャチが世界屈指の密度で生息する海が、北海道にある。しかも、港を出てものの数分で出会えることも。制作者として、これほどわくわくする現場はありません。「今日はどの家族に出会って、どんな行動が見られるだろう?」と、胸を躍らせながら出港する毎日でした。しかし同時に、撮影にはたくさんの困難も。シャチは1日100キロ以上も泳ぎ回り、数十分間、深い海へ潜ってしまうこともあります。シャチがご機嫌ナナメの日には、群れを探すのも、ついていくのも一苦労です。
撮影を成功に導いたのは、研究メンバーの一人、斎野重夫さんと、船長・ガイドのみなさんです。極寒のデッキに、1日10時間以上も仁王立ち。並外れた集中力で水平線をにらみ続けます。5キロ先にひょこっと突き出たシャチの背びれを見逃しません。そして、シャチの生活を妨げないよう、絶妙な距離感を保ち続けます。絶対に真似できない、まさに職人芸です。
そして地元・羅臼町のみなさまに、いつも暖かい激励のお言葉をかけていただき、おかげさまで今回、学術的にも貴重な映像を撮影することができました。しかし、謎の解明は始まったばかりです。シャチはこれからも、私たちの想像もしなかった姿を見せ、驚きと感動を与えてくれることと思います。
番組を通して、知床の美しい大自然、そこで命をつなぐシャチの神秘的な姿、その一端を堪能していただけたら幸いです。
番組ディレクター 重田竣平