乳癌検診において必須だと思われているマンモグラフィー検査。![]()
しかし、近年ではスイス医療委員会が乳癌検診(マンモグラフィー)の廃止を勧告しております。![]()
また、英国や欧米各国では、過剰検診によるデメリットの方が生存率の向上よりも多いことから、がん検診(特に前立腺癌、乳癌)を推奨していません。![]()
なお、カナダでは国立乳癌検診の25年間による研究発表で、乳癌検診による結果の22%が過剰診断(誤診)だったとされ、定期検診が見直されています。![]()
現在、日本でにおいてはマンモグラフィー検査による放射線被ばく等が原因と考えられる乳がん患者が、10年間で3倍以上と激増していると指摘されております。![]()
なぜなら、マンモグラフィー1回(4枚撮影時)の放射線被ばく量は約1mSvと高く、胸部単純レントゲン検査(←これも世界的には不要論が強いです!)よりも大変多くの放射線被ばくをすることから、メリットよりデメリットが上回っていることが指摘されております。![]()
2015年の米国ハーバード大学が行った約5万人を10年間追跡するという大規模な研究でも、「検診受診率が10%増えると乳がんと診断された人の数は16%増えたが、乳がん死亡率は減少していない」という結果になっています。![]()
それだけではなく、過剰診断(誤診)も問題となって来ています。つまり、検診によって一定の割合で過剰診断を受けてしまい、無駄な治療(不要なオペや抗がん剤投与等)を受ける人が出てきてしまうという害が問題となっているということです。
(毎年乳がん検診を受けていたが初期での発見に至らなかった梅宮アンナさん)
現在、日本の乳がん検診の指針は、40代以上で2年に一度のマンモグラフィー検査のみとなっており、世界的に有効性が証明されている乳腺エコー検査はオプション扱いです。![]()
さらに、日本人女性に多い乳腺濃度が高濃度なタイプでは、マンモグラフィーでは真っ白に映ってしまい、初期で発見することが極めて困難であると指摘されております。![]()
なお、マンモグラフィー検診を受けると1人の乳がん死亡を防げる代わりに、約100人が偽陽性で再検査や針生検を受け、5人が不必要な手術を受けるという結果になるとされております。![]()
これらの報告を受けて、日本乳癌学会は「乳癌検診ガイドライン」で乳癌検査の推奨グレードをAからBに格下げをしています。![]()
情報弱者(情弱)を食い物にしている検診の代表格であり、以前のこのブログでも取り上げました「バリウムを用いた胃がん検診」と同様の悪しき金儲け目的の官民癒着検診と言わざる負えません。![]()
これまでの乳癌検診では、特に単なるポリープ(良性)であったり、乳腺炎であったり、単にカルシウムが沈殿しただけの「石灰化」など、良性か悪性かの区別が非常につきにくい為に起こる誤診が多いのです。![]()
過剰な手術や、早すぎる抗癌剤投与による治療は、もし腫瘍が癌細胞ではなかった場合に行うと体調を一気に悪化させ、免疫力の極端な低下を引き起こすので、それが引き金となって本物の癌細胞へと変化させたり、癌を再発させてしまうケースも多いと言われています。![]()
情報社会の現在において、賢い消費者である皆さまには、専門医による触診とエコー検査による乳がん検診をお勧めし、更に詳しく検査したい場合は、検診による放射線被ばくがなく有効性が高い乳房MRI検査をお勧め致します。![]()
なお、当院ではmiSignal検査(尿×マイクロRNA×AI(ノーベル賞受賞)で乳がんを含む多くのがんを初期から検診する自費検査法)を導入しており、院長やその家族も定期的に検査しております。![]()
以上、「マンモグラフィー検査を受けてはいけない理由」のお話でした。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。![]()





















































