文章も長いし、騒動などもあって内容も重いので、
いつも読んでくださっている方にはスルーしてもらっても良いかもしれません。



5月3日。
楽しみにしていた
キース・ジャレットのソロコンサート
の日です。
子供達は電車に乗ってダンナ実家へ。
私は夕方まで堀江でひたすら家具屋さん巡り。
夕方、フェスティバルホールに移動。
会場についてビックリ。
女性が4分の1から3分の1くらい

おっさん趣味な私にしては珍しく
マイノリティじゃない環境です。

でも、どうやら女性はジャズファンって感じの方は少ないです。
きっとピアノファンなんですね。
ご夫婦も多かったので
ご主人の趣味に付き合ってられるのかもしれません。
私の席はど真ん中よりほんのちょっと後ろ。
もっと前の方がもちろん良いですが
よく見えるしなかなか良いです。

キース・ジャレットのソロコンサートは
全てインプロビゼーション。
どんなメロディに出会えるかは時の運です。
初めはメロディックな感じではなく難解路線。
ときどき「いかにもキースっぽい」
フレーズも入ったりしながら進みます。
でも、気になることが・・・。
至るところで観客の咳・咳・咳・・・。
あっちもこっちもひっきりなしです。

曲が始まった途端に観客の咳で中断があったり
聴いている私も
もーちょっとどーにかならへんの

と。
そうこうするうちに第1部終了。
第2部が始まったと思ったら
何があったのか、キースが舞台袖に引っ込みました。

キースの声はマイク通ってませんから
私の席に聞こえる
ぼんやりな英語では何を言っているのかわかりません。

会場の人から「誰ですか?」のような問いかけらしきものがあり
誰かが「退場しましたよ」みたいな答えがあった様子です。
肉声なのではっきり聞こえません。
しばらくして再開。
また咳で曲がころころ変わったり・・・。

ほんとに咳なんとかならへんの

とイライラしていると


1階左前方で携帯の画面と思われる
大きな緑の四角い光が見えました。
非常識過ぎます。

(キースはこれには気づいていない様子)
そして、21時を過ぎた頃
大きめの咳の直後に演奏は中断。
キースが「Thank you.」と言いながらタオルを放り投げて
袖に引っ込んでしまいました。

何があったのかわからない観客。
しばらくしてアンコールの手拍子をする方達もいらっしゃいましたが
何も起こらず・・・
そして照明オン
「本日の公演は終了いたしました」
のアナウンス。
唖然とする観客。

前方の席の方はなかなか立ち上がらずという感じでしたが
皆バラバラと帰り始めました。
私も喪失感とともにエレベーターを降りてロビーへ。

そこで猛烈に抗議している方々に遭遇。
何事かと止まって見ました。
大勢の観客が
「あれは何やねん?ふざけてんのか?ナメてんのか?」
と大騒ぎで抗議。
フェスティバルホール支配人と
キョードー関西取締役が出てきましたが
「時間的観点から公演は通常に終了しています」
の繰り返しで、ろくな説明もなく埓が明かず。

キースのマネージャーが呼び出されて状況説明。
この時点でロビーに居たのは700人程度だったようです。
マネージャーの説明では
撮影禁止にも関わらず写真を撮った観客が居てキースが怒ったこと
(私が見た携帯の光とは別です)
ステージに向かうキースに直接話しかけた外国人の観客が居たこと
その観客が退場して再開はしたものの
これら諸々によってキースの集中力が削がれ
綱渡りのような神経質な演奏を続けることができなくなった
とのこと。
これで納得して帰った人も居ましたが、
最後の演奏中断は明らかに観客の咳に対するものだっただけに
「ちゃんと説明しろ
」と騒ぎは続きます。
いつまでたってもろくな返答ができないトップ二人に
罵声が浴びせかけられる状態でしたが
電車の都合などもあり、人の数は徐々に減って行きました。
私は100-200人くらいかな?のところで
「事前に東京公演のに行かれた方のブログを読みましたが
しつこいくらいに携帯の電源に関してやその他音に関して
静かにしろとアナウンスがあるそうです。
大阪は全然しないんだなぁ~と思っていたらこの事態です。
それは主催者側の責任では無いかと思いますが・・・」
というようなことを言いました。
落ち着いて普通に話しましたので、
その点については、両者揃って謝罪がありました。
音に関する注意は
初めの携帯電源オフのアナウンス1回
と場内スタッフが言いながら巡回していただけで
咳に関して口を押さえて欲しいなどは全くありませんでした。
また、いろんなことが起こっているにも関わらず
どんな状態なのか一切説明がありませんでした。
これは運営の落ち度です。
そうよね、それは謝るべきよね

と一安心していたら
「今、非を認めたよね?」
「だったら返金しろ」
と、返金騒ぎが盛り上がってしまいました。

私の謝罪要求は通ったのですが
返金騒ぎを煽ってしまった形になり
この抗議行動の顛末を見ることにしました。
二人はどうやら実質的に最高責任者のようで
「時間をあげるから返金に応じるのか相談してこい」
というようなことになりましたが
結果はやはり
「満員の観客2700人に1万円全額を返金することはできません。」
とのこと。
「現在決定しているフェスティバル及びキョードー主催公演の
チケット確保(だけ)などでどうでしょうか?」と。
そんなことで収まりが付くわけがありません。
「結局お前らが儲けるだけやん!」
となって怒りを増長させるだけの結果に。

金券で返金は?
音源をCD化して配ることは?(レコーディングされていましたから)
パンフレット無料配布は?
などいろんな案が出ましたがどれもダメ。
主催側から
「後日なら・・・」
観客側から
「今この団結を解かれたら、一対一では勝てない。
今返事してもらわないと困る。」
それも当然の話です。
遠方から飛行機でいらしている方など
引くに引けない状況に入ってますから余計です。
私は支配人が名刺を配っている時に直接
「主催側が痛みを伴う補償内容を提案しないと収束しないと思う」
と言いました。
具体案として
「ホールとキョードーの利益分だけ、一部返金ならできませんか?」
と聞いてみましたが、これもできないとのこと。
私は返金して欲しかったのではなく
現実的に収束させたかっただけです。
全ての終電も終わり
残ったのは30人強。
要求や不満をぶちまけている方
周りでその方達を肯定している方
併せて7-8人。
ときどき大声ではなく、まともな意見・提案をする方が少数。
(私もこれだと思いたい。
他人にどう見えたかはわかりませんが・・・。
)そして、驚くことに
一言も言わずに居る方が約半数。
言うことがないなら帰れば良いのに・・・。
無言のカップルやご夫婦も居るのが
不思議で仕方ありませんでした。
こんな抗議に付き合うより
違う話題でお茶かお酒でも飲んだ方が楽しいでしょうに・・・。
中にはせっせと写真を撮ったり、スマホで何か打ちまくってる方も。
ツイッターにでも中継してるんでしょうか?
一体どんな神経してるんでしょう・・・。
これ以上続くなら
中央で騒いでいる方々に
「要求を一本化すべきだと思う」
って言いに行こうかと思っていましたが
1. ホームページと新聞に謝罪文を掲載する
2. チケット購入者にステージ上の出来事を説明し
次回公演がある場合には優待する
ということで、なんとか終了しました。
書いた内容以外にも
問題は他にもいろいろ指摘されたのですが
確証のないことは書きたくありませんので書きません。
観客のマナーも褒められたものでは無かったので
私はそれを主催側先導で修正してもらいたかったのですが
「観客のマナーには問題が無かった」
という路線で話が進んでいたので
その点は言えませんでした。
私は
状況説明と鑑賞注意点のアナウンス不足の謝罪と
次回改善が要求で、
その場での謝罪はすでに済んでいたので
あとはどこかに公表してもらえれば十分でした。
次回優待という条件を即決してもらって
もう十分だと感じましたが
(それより次回改善されていることの方が重要)
「次回なんて、あるかないかわからない」
「次回行けるかどうかわからない」
と、まだ不満そうな方もたくさんでした。
結局2時過ぎまで居ました。
終電が終わった時点で
自費で朝まで過ごす覚悟で残っていたのですが
主催側の手配でタクシーに乗せてもらって帰りました。
タクシーは当然ではなく、好意だと受け取りました。
実際、ダンナの朝食にも間に合って助かりました。
家に帰って
タクシーのお礼をメールにて
責任者のお二人に連絡させていただき
ついでにアナウンス不足の改善を再度訴えておきました。
あの後手後手のひどい対応は何だったんだろう?
と思うような丁寧で妥当なご返答を
お二人共からいただきました。
最後まで残った責任として
新聞とホームページの謝罪文を確認して
この件を終了にしたいと思います。
なんだかんだで聴いた演奏はぶっ飛びました。
途中良いなぁ~と思っても
フレーズを深追いする集中力が無かったのか
すぐ途切れる感じだったので
その点はイマイチではありました。
でも、これは時々のコンディションのため仕方ありません。
だからライブは面白いのですから・・・。
と、プラスに処理して
次回に期待します。

そして、今回ひどかった主催者の運営に関しても
次回には改善されることを期待します。
十分な事前注意アナウンスの上で
マナー違反者には即退席してもらったら良いと思います。
年配のプレーヤーには聴く側の配慮も必要だと思います。
ましてや、キース・ソロのような
全編に渡って緊張を強いるような演奏は
尚のことです。
いろんな考え方があるかとは思いますが
マナーに気をつけるだけで、パフォーンマンスが上がるなら
こちらも注意すべきだと思います。
良い演奏を聴くために行ってるんですから。
気軽に盛り上がれるトリオが聴きたかった
というのが、ぶっちゃけの本音だったりします。
ソロはソロでオンリー・ワンの魅力なんですけどね・・・。
って、なんじゃ、この結論・・・。




以下は
キースの騒動について探して来られた方へ。
(残ったことを一言書いただけで
ツイッターに来た人も居ましたから、居るかもね)
ここは私のブログなので
私の見たことのうち
書いても問題がないと思われることと
私自身の行動が書いてあります。
もし、何か要求やご意見のある方は
ご自分で主催者に直接連絡を取ってください。
私は一切感知しません。
好奇心で詳細を知りたい方は
写真を撮ったりされていた方が何人もいらしたので
その方達がどこかで何か書かれているでしょうから
そちらを探してください。
(意図が不明ですので、信憑性・客観性は全く保証外です。)
また、公式な謝罪文は
連休明けにでも発表されるようですので
問い合わせ先の公表も含め、それまでお待ちください。