こんにちは。古関です。

 

自分の将来について、すべてが明るくて希望が持てて、

今よりもずっと幸せになっている!

 

そう思えればいいのですが、

すべてが完璧!と言いきれるほど、人生は甘くないようです。

 

 

ある面は完璧に進んでいるけれど、

ある面では、なかなか思うようにならず、不安を抱えている。

 

少しでも不安があると、せっかくの順調な面までも

不安が覆いかぶさって、すべてが悪く思えてしまうことも。

 

そこで、ここでは不安との付き合い方についてお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

人はだれでも不安を抱えている

 

 

生きるうえで、まったく不安を感じていない

という人は、まずいないと思います。

 

なぜなら、私たちはすべての人が等しく、

初めての人生を生きているからです。

 

わからないことだらけで、不安も戸惑いも、

一日に何度も襲ってくることがあります。

 

 

 

でも、それはだれにでもあることで、

人間だったら当たり前のこと。

 

そして、おもしろいことに、私たちは一人ひとり状況が違うのに、

抱える不安は似たようなものに分類できるのです。

 

 

たとえば、お金の不安。

いまはなんとか回っているけど、この先は心配。

給料が上がらない。老後は大丈夫かな?

欲しいものがあるけれど、自分の給料じゃムリ。

不安じゃないけど、諦めている。

 

 

仕事の問題もありますね。

 

大きなプロジェクトを任された。うまくできるか心配。

同期のなかで出遅れている。

仕事ができないって思われているのでは?

転職したい、あるいは独立したい。でもうまくいくか心配。

 

 

お金のこと以外にも、人間関係、健康、生活のなかの様々なトラブル、

 

数え上げたら、キリがありませんが、

他の人も似たようなことで悩んでいるのです。

 

 

 

 

きちんと不安に向き合うことができればいいけど……

 

引き寄せの法則と言われるように、

人はフォーカスしているものを引き寄せてしまう傾向があります。

 

なので、不安に気を取られていると、

不安ばかりが大きくなって、

その不安を現実のものにしてしまうのです。

 

だからといって、不安な材料があるのに、

そこから目を背けても、なにも辞退は解決しません。

 

 

不安なことにちゃんと向き合うことができれば、

その問題はほぼ解決していると言われています。

 

 

 

多くの方は、不安に対して正直に向き合うことができません

 

なぜなら、不安のネタを自分で解決することが

できないと感じているからです。

 

 

解決できることなら、解決すればいいので、

大した問題にはなりません。

 

 

しかし、どう解決していいのかわからなかったり、

自分では解決できないと思ってしまっている場合、

その不安材料に立ち向かうことができないのです。

 

こういう経験は、人生のなかで何度か起こります。

 

 

ただ、目を背けるのは防衛本能が働いている証拠。

 

正面から向き合って、自分には解決できないことが判明してしまうと、

そこには絶望と、自己否定しか残りません。

 

そうなると、生きていく希望も持てなくなってしまう。

それは致命傷になります。

 

だから、あえて目を背けることで、

致命的な傷を負うことを避けているのです。

 

要するに、不安から目を背けるのは、

自分の防衛本能がきちんと働いている証拠

 

人としての機能が立派に動いているわけですから、

ある意味、安心でもあるのです。

 

 

 

 

まずは、不安を受けとめよう

 

 

不安に思っていることから目を背けるのは悪くないのですが、

そのままにしておくと、その不安材料はいつまでも消えません。

 

時間ばかりが経過して、心が休まるときがなくなってしまいます。

 

 

そこで、まずは不安を受け止めてみてはいかがでしょうか。

 

 

自分がどんなことに不安を感じているのか。

 

たとえば、収入について、

生活するのにギリギリで、貯金ができない。

なにかあったら、すぐに路頭に迷うのではないか。

 

これは大きな恐怖です。

 

 

しかし、その気持ちをあえて受けとめてみるのです。

 

私は収入が足りていない。

お金を稼ぐ力が弱いんだな、と。

 

 

いかがでしょう。

自分の実態が見えてきましたか?

 

 

そうですね。お金の面で心配なことがある。

お金を稼ぐ力がない。

いまの職場環境がよくない。

いまの仕事が好きではなく、やる気が起きない。

 

いろいろと原因が見えてくるはずです。

 

 

とつ、間違わないでほしいのは、

それは、それだけの問題だということです。

 

 

お金の心配のなかでも、その部分だけの問題なのです。

 

稼ぐ力が弱い。

職場の環境が悪い。

いまの仕事が好きになれない。

 

ただ、それだけのこと。

だとしたら、それを解決する方に向かえばいいだけで、

それ以上の問題ではないのです。

 

 

稼ぐ力が弱いからといって、

自分を否定する必要はありません。

 

稼ぐ力が弱いからといって、

人間関係が悪化するわけではありません。

 

稼ぐ力が弱いということは、

稼ぐ力をつければいいだけのこと。

 

人生を大きく揺さぶるような、大問題ではないのです。

 

 

それを、人は大げさにとらえてしまうことがあります。

 

稼ぐ力が弱い=人としてどうなの? 

社会人として情けないとか、

結婚する資格がないとか、

趣味もなにも楽しめないとか、

 

そうやって大ごとにしてしまいがちです。

 

稼ぐ力が弱い=稼ぐ力を鍛えればいいだけのこと。

 

あなたには、それ以外に強みもありますし、

うまく進んでいることもたくさんあるのです。

 

 

 

 

違う問題に置き換えようとしないで!

 

 

また、おもしろいことに、

問題を違うことにすり替えようとする傾向もあります。

 

たとえば、お金さえあれば、

彼との関係がうまくいくだろうとか、

 

お金があれば、

自分はもっと人から好かれるだろうとか、

 

お金さえあれば、

人生のあらゆる問題が解決できるだろうと考えてしまう。

 

 

あるいは、彼との関係がうまくいかないから、

お金が稼げない。

 

親が十分な教育をしてくれなかったから、

仕事で実力が発揮できない。

 

私の学歴が低いのは、

中学生のときのあの先生が悪かったからだ、

 

などのように、ある問題を別の人のせいに

してしまうこともありますね。

 

 

 

こで気づいてほしいのは、お金の問題はお金の問題、

 

人間関係の問題は、人間関係の問題、

 

健康の問題は、健康の問題(精神的な面が影響することもありますが)

 

 

 

というように、それぞれで解決していかなければいけないのです。

 

 

お金があれば、彼とうまくいくという発想はNGです。

お金があれば、家族が楽しく暮らせる?

 

たしかに、そういう面もあるでしょうが、

それだけですべてが解決するわけではありません。

 

 

 

 

あなたの不安、ホントはたいしたことではないかも!?

 

 

このように、不安に思っていることを、

真正面から受け止めてみるだけで、

 

自分が思っているほど、

大きな問題ではないことがわかってきませんか?

 

そして、もうひとつしっておいていただきたいことは、

問題は発生してから対処しても、なんとかなるものです。

 

つまり、もう逃げられないなというところまで追い詰められたときに、

しっかり向き合えばいいということ。

 

そうでないと、人は本気で動きません。

 

 

私の例ですと、生死をさまようような

大病をした経験がありますが、

 

そのときにしっかり健康について、

考えさせられました。

 

人生をどう生きるかについても、

深く考えさせられました。

 

自分にとって大切なものと、

手放していいものについても考えさせられました。

 

 

 

あるいは、独立するとき、お金の問題に直面しました。

 

だからこそ、お金の使い方をしっかり考えました。

お金の役割もしっかり学びました。

 

お金ができることと、

お金ではできないことも知りました。

 

私にはどれぐらいのお金があれば、

望む生活が送れるのかも計算しました。

 

そして、なによりもお金の稼ぎ方を学ぼうとしたのです。

 

 

 

ときどき、お金の問題や健康の問題を抱えているせいで、

好きな人を諦めたり、

好きなことをするのを諦めている人がいます。

 

それはまったく別次元の話です。

 

 

あ、私はお金の稼ぎ方を学んでなかったな!

あ、私は健康についてちゃんと考えてなかったな!

 

それで済むだけのことなのです。

 

ああ~、私の人生は終わった、、、

もうなにもできない~~

 

と悲観するのではなく、

 

ちょっと学んでみようかな。

 

それで解決するものです。

 

あなたの不安も、

そんなに大ごとではないかもしれませんね。