つめは、コンサルティングやセミナーなどの対面サービスです。

あなたが、なにかの専門家であったり、ビジネスをしている場合、電子書籍の読者をあなたが提供しているサービスへと誘導することが可能です。

電子書籍やブログ、メルマガなどのオンラインつながりから、実際に顔を合わせる活動になります。

書籍だけでは説明しきれなかったことや、実際の雰囲気などを味わっていただくことにより、あなたのコアなファンへと育てていくことができます。

多少手間がかかるかもしれませんが、このように一歩ずつ段階をふみ、信頼関係を築いていくほうが、あとあと大きなリターンを得られます。


本来なら、電子書籍を作成する段階で、このあたりのサービス内容まで決まっているのが理想です。

最終的にコンサルティングや有料セミナーへつなげていきたいと考えている場合、読者が進むステップをきちんと設計することで、より確実に誘導することができるためです。


子書籍を出版するメリットのひとつに、自分の顧客を見極めるという点があります。
理想とする顧客像に近い人を集めるのは当然ですが、反対に、顧客となりえない人をあらかじめ排除することも大事になります。


たとえば、ビジネス系のコンサルティングをしたいのに、起業についてそこまで深く考えていない人ばかりが集まってしまうと、コンサルティングが販売しにくくなります。
また、学生や年配の方などはあまり……というように、年齢面で区切ったり、より専門的なことを教えたいので、経験や実績、収入などの面で区切ったり、という場合もあります。

あなたが英語のプロだとして、TOEICでスコア900を取る方法を教えているのに、実際に集まる人が、中学レベルの文法から復習しなければならないという方では、本来のあなたの強みを生かすことができません。


このように、電子書籍は、より好ましい見込客を集めるという点でも、たいへん効果的なのです。

少しズレてしまいましたが、あなたの理想とする読者を集め、そのあとの商品やサービスへ、しっかりとつなげていく。

この導線が描けると、あなたの収入が飛躍的に上がっていきます。