共感されるストーリーの秘訣 その5 設計図づくり(前半)
共感されるストーリーの秘訣の5つめは、「ストーリーの設計図」づくりです。いままで、4つの秘訣をご紹介してきました。その内容をいかして、オリジナルの設計図をつくります。この設計図がうまくできると、あとは執筆へ突入ですね!ときどき、「書きながら展開を考える」という声を聞きます。よほど書くことに慣れている人であれば、それもいいと思います。が、いままでお伝えしてきたとおり、文章には目に見えないところで、いくつもの戦略が必要です。それを、進みながら考えるというのでは、途中でやり直すことができず、立ち往生してしまう。あるいは、たまたま辿りついたところで終着する、ということになりかねません。文章を書くことと、内容を考えることは、まったく別のことです。書くことは、表面的な字面をどう整えるか。目に見える部分ですね。内容を考える、そこに戦略を盛り込むことは、目に見えません。頭でイメージしながら作るので、想像力がいりますし、エネルギーを使います。なので、私は自分の作品を書く際は、先に言葉で話し、録音します。ストーリー展開をどうするか、その細部を口に出すのです。それをレコーダーで録音して、あとで聞きながら文字にします。まあ、このあたりは秘訣というより、スキルの問題ですので、今後あらためてお伝えします。さて、設計図づくりですが、まずは、ストーリー展開の型を復習します。ストーリー展開を簡単に説明しますと、1、人物と設定、場所の説明2、事件が起こる3、主人公が事件に巻き込まれていく4、さらなる困難が降りかかる5、主人公はどん底に追い込まれる(葛藤)6、解決策を見いだす、助っ人が現れる(転換)7、主人公が自立、主体性を発揮しはじめる(決断)8、闘い(クライマックス)9、決着、終結10。余韻ちゃんと起承転結のカタチになっていますね。(2が起、3から5が承です)設計図で決めておくことは、おもに2つです。ことの流れをどうするか。と、だれをどこに配置するか。この続きは、次回へ続きます。それでは、今日もステキな一日をお過ごしください。