長男君、家の住所のメモを置き固定電話と携帯を持ちながら娘ちゃんと話をしてる。
娘ちゃんは今日のバイトは代わりに入った日だから休める。と言いそれでも家に来てもいいか?と聞いてると長男君が私に伝える。
私はまた頷いてこれで長男君、下息子君は大丈夫だと思うと、少し安心して自分の身が更に怖くなった。
前に載せたオトモダチに電話をする。
仕事が終わったオトモダチは直ぐに向かってきてくれる。その間、ビニール袋を顔にあて、呼吸を何とか落ち着かせようと試みる。

長男君が「救急車を呼んだらご近所さんに何か聞かれる?」と。
私が覚悟を決めた頃、私は近所の人達とも距離をとりだした。ココを出た後、何かを聞かれて子供達が困らないかとまた勝手に思ってた。

話が済み届けを出す頃、周りが面白おかしくも心配もして騒いでいるのは肌で感じていた。

長男君のその問いにあ。と我に返った。
娘ちゃんよりオトモダチが先に着いて力が入らなく冷たくなってる手を握ってくれてベテランの助産師さん並みに一緒に呼吸を整えてくれた

彼女には伝えてある。離婚も、そして1日の今日の夜に私がココを出る事も伝えた。
とりあえず落ち着いて、でも体の痛みは取れず救急車は呼ばずにタクシーで病院に行こうとなった時にまた、あ。と気づいた。
保険証やらの書類、新しい家に置いてる、、
「何で手元に置いてない?」と聞かれ
「もうココを出るし今体調が悪くなっても我慢出来ると思ってた。でも痛くて息も出来なくて怖くて、後1日遅かったらよかったけど」と声をあげて私は泣いた。
自分の不甲斐なさが情けなくて。
結局、私は周りを巻き込んでる。
娘ちゃんが来て息子君達と二階に上がった。
私はオトモダチに付き添ってもらいタクシーに乗った

その間に呼吸は普通に戻り書類を取りまたココに帰宅した
オトモダチに謝り、「大丈夫?」と言う娘ちゃんに「最後の最後に悪かったね」と伝え、帰り際娘ちゃん「またね」と言ってた。私は「バイト大丈夫?ごめんね」と言った。

連休が明けたら新しい場所での自分の手続きが済んだら病院に行こう。体の何かがおかしいのは今も変わらず。そしてあの時の呼吸が出来ない感じは今までで過去イチだった。

もう夜になってた。長男君に「今日はビックリさせてごめんね。」
と言うと「大丈夫?もう大丈夫?いつも苦しくなってても治ってたし今日みたいなのは初めてで顔色もおかしくてビックリした。…今日何も食べてないけど何か食べる?」とおにぎりを作ってくれた。「ちゃんと寝て、ちゃんと食べてないとダメだね」と言いながらちゃんと泣かないと、頼らないとダメだなぁと思った。
ほんとに自分が情けなくてどうしようもない。

ビックリさせてごめんね。時間、割かせてごめんね。怖がらせてごめんね。

早く落ち着かないと。気持ちも体も落ち着けないと。